【お小遣いで足りないものが欲しい!】そんなときどうするか。
こんにちは
ママスマ・マネーコーチ
塚越菜々子です。
今お金がたまっていなくて、
今後ためていきたいと思っているなら、
夫婦どちらの収入も一元化、
支出も一元化して見える化する
「収支合算」管理が大原則だと
ママスマ・マネープログラムでは伝えています。
そのなかで、
小遣い制だと起こりうる問題と対策
について、塚越家の場合をご紹介いたします。
家計内のお小遣いに関する基本ルール
塚越家は当然「収支合算」していて、
すべてのお金が家族共有で管理されています。
お互いの給料から生活費を出し合うという、
いわゆる「別財布」という制度ではありません。
ゆえに、夫婦ともにお小遣い制です。
残業代のつかない仕事をしておりますので、
毎月のお小遣いは定額固定です。
お小遣いの額は話し合って決めてはいます。
お小遣いで負担すべきものは何か、
家計から出すものは何か、
そういったルールは明確に取り決めてあります。
例えばお弁当のほかに食べるものや、飲み物。
自分の読みたい雑誌や本、
レンタルDVDなどはお小遣いです。
めったに飲み会はいきませんが、
友達と行く食事などもお小遣いです。
そのかわり、年に数回ある会社の歓送迎会や新忘年会は家計からです。
お小遣いの使い道については、
一切口出ししません。
ムダでも衝動買いでもかまいやしません。
必要なものは基本的に家計から出すわけですから、
お小遣いを使うのは「欲しいものです」
金額は決まっており、次のお給料までの日数もわかります。
計画的に使うことができるはずなので、
お小遣いの前借りは一切認められません。
家庭内ルールとして
「(必要ではないが)欲しいものはお金を貯めて買うベシ!」
という考えがいきわたっております。
お小遣いをためてからでは間に合わない買い物のとき
が、しかし。
時にはチャンスを逃せない大物を欲しくなることもあります。
(私はあんまりありませんが・・・)
そんな場合は特別に、ローンを使うことができます。
その名も「ジャパネットななこ」
※いわずとしれたアレ由来のネーミングです(笑
が、家庭内ルールを破ってのローンですので、
ジャパネットななこの審査はえらく厳しいものとなっております(笑)
そもそも私が価値を感じないモノを家計でお金を立て替えて購入して、
お小遣いから分割で借金を返済する仕組みですから、
かなりシビアな審査基準です。
“立派な借金”という意識を忘れてはならない、
ということです。
ジャパネットななこの融資を受けるには、
綿密な計画のプレゼンテーションを行い、
私の心を動かさなくてはローンの承認はおりません(笑)
もちろん夫はクレジットカードを持っており、
私に内緒で購入することもできるはずですけどね。
そこは信頼関係というか、
無利息の勝利というか、
でしょうか。
軽い書面も取り交わします。
金額合計と、分割返済金と、何か月払いかということです。
分割手数料(利息)は体で返すこととなっております(*´з`)
ちなみに、結婚後2度ほどジャパネットななこは発動されておりますが、
どれも滞納することなく完済されております。
家族でそんなことする必要あるのか?
そこまでする必要があるのか、
って、それはそれぞれのおうち次第です。
べつに出してやればいいじゃん、
ボーナスの時にでも相殺すれば?
っていうならそれでもいいです。
お互いきちんと管理できるのならば。
そのときなぁなぁにならないのならば。
私は夫を信頼しているので、
そんな審査(という名のプレゼンテーション)を行わなくとも、
ちゃんとお小遣いから返済してくれることは知っています。
が、
やはりお金のルールは家族間でこそ、
きちんと守るものだと思うのです。
夫は、独身時代はまったく貯金せず、
そこそこの手取りをすべて使い切って生きてきた男です。
もちろん借金もなかったし、浪費体質でもなく、
自分のことは自分でできる大変しっかりした人ですが、
お金のことに関しては、
「今生きていくのに困らない」
「貯める必要性を知らない」
「どうやって貯めたらいいかよくわからない」
といういわゆる「お金オンチ」のタイプであったと思います。
夫にお金のことを「教えてきた」
なんて高慢チキなことを言うつもりはありませんが、
夫婦で、家族で幸せになるためのツールとしてのお金の使い方は
日々話し合い・伝えてきたと思います。
ぜひ、あなたのおうちのルールを二人で
我が家はハッキリって極端なことをしていると思います。
なかば夫婦間のレクレーションみたいなものなのです。
このやり方が正しいというつもりはありません。
お互いが不公平感を感じず、
家族として夢へ向かっていく家計づくりの一端として、
お小遣いのルールもぜひ決めてください。
お金のルールは、きちんと守る。
それが家族の当たり前になれば、子供の当たり前になるはずですね。