うちの保険って本当に適正額なの?そうやって悩んだことはないですか?
加入したとき色々と説明を聞いて、検討して・納得したんだけれど、いつも「これでよかったのか」と思う気持ちが拭い去れない。見直したいけれど、また別の保険を勧められたりするのもいやだし、だけど自分で調べてみても色々な意見があって答えが出ない。
そんな不安を解決するために個別相談にお越しいただきましたお客様の実例をご紹介します。
基本情報
30代ご夫婦(香川県在住)
ご主人→会社員
奥様 →扶養内の個人事業主
お子様→小学1年・年中
加入している保険
◆学資保険
- お子様一人当たり500万円ずつ 保険料46万円/年
◆ご主人様
- 収入保障保険 66歳まで月17万円 保険料 7.5万円/年
- 終身保険 1000万円 保険料 25万円/年
- 医療保険 日額1万(120日型) 保険料 7万円/年
◆奥様
- 終身保険 400万円 保険料8万円/年
- 医療保険 日額1万円(120日型) 保険料6.7万円/年
- 個人年金 60歳から10年×46万円 保険料12万円/年
- 共済 入院0.5万円等女性疾病 保険料2.4万円/年
◆お子様
- 共済 保険料3万円/年
年間で約120万円弱の保険料をお支払いになっていました。
保険料が高いのは掛け捨て以外が多いから
証券を拝見したわけではありませんが、それぞれの保険は目的に合わせてシンプルに設計されており、理解しにくいものや明らかに不必要と思われる特約はありませんでした。
奥様の共済に関しては医療保険と重なっている部分があるぐらいでしょうか。
年間120万円の保険料は月に割ったら10万円。決して安い金額ではありませんね。
支払っている金額だけ数えていたら「うちは保険が高すぎないか」と思うのも無理はありません。
特に高い保険料なのは
- 学資保険
- ご主人様・奥様の終身保険
- 奥様の個人年金
です。
ですが、これは保険というよりは「貯蓄」を兼ねている保険でもあります。
掛け捨てで「万が一のときの保障」だけを買うわけではなく、積み立てていく貯金部分も購入しているわけですから保険料は必然的に高くなります。
保険で貯蓄、という考え方には是非がありますが、約120万円の保険料の中で90万程度は貯蓄だと考えると、純然たる「保険」の部分の掛け金は考えているほど多いわけではないことが分かるのではないでしょうか。
このケースの保険設計のアドバイス
終身保険
保険は入口より「出口」が大事です。
つまり、その保険をどう使うつもりでいるか、ということです。
死亡時の残された家族の保障だけ考えれば掛け捨てで十分です。
それをあえて終身にして「貯蓄を兼ねる」という考え方をしているかたも多くいらっしゃるでしょう。
そうなると当然掛け金が高くなります。保障が大事だとしたら、かけ続けないといけませんので負担にならない金額をよく考える必要があります。
「そもそもいくらの保障が必要?」なのかは、国にかけている保険(遺族年金・障害年金)などの仕組みを簡単に知る必要があります。給与から高い保険料を払っているのですから、それを度外視せずに、そこで足りない分だけを補うようにしましょう。
試算するうえで「公的な保険」+「自分たちの暮らしにかかるお金」を洗い出すことが肝心です。
個人年金保険
老後の公的年金の補完に、自分で年金を作っていくのは大事なことです。
その際に保険を使う場合は「いくらかけていくらもらえるのか(増え率)」「何年間掛け続けるのか」をしっかりと確認することです。
今回の場合の、30年かけて108%は決して多くありません。
もしその金額を年間2%(この数字は運用の世界で言うと決して高くないです)で運用できたらわずか数年で108%は超えるはずです。
手段の一つとしては有効な場合もありますが、ゼロ金利時代にはあまり資産形成としては適していないかもしれないという視点を持つ方がいいでしょう。
医療保険
医療保険も、原則として全員が加入している公的な「健康保険」をしっかりと利用しましょう。
高額療養費について知っておくことも大事です。
保険適用になるものはそちらを利用し、それでも足りない部分だけを賄うものであることも考えておきましょう。
医療保険は病気にならないと必ず損するけれど、貯金はどの使い道にも対応できるのです。
また、医療保険がかからない子どもに大してどの程度の保障を必要とするのか。
ゆくゆく保険の契約(支払い者)を名義変更して渡していくのなら、子供が成人するころの医療保険制度は今と変わりがないかどうか、なども改めて考えておきたいところです。
昔は入院5日目からの保険などがスタンダードでしたが、今ははほとんどのものが一日目から出るなど、どんどん変わってきている分野です。
損害を補うために入る保険は、儲かるために入るものではないことを意識しておくのも大事なことです。
ご相談者様の面談のご感想
相談前のお悩み
契約した時点である程度は納得して入った各種保険。
保険料のことを考えたら、
これで本当によかったのかな、
我が家にとって適正なのかな、
あとから、あとから不安はつのるばかりです。
保険に関しては、詳しい知識もなく、
本や雑誌、ネットで本当にたくさん
時間もかけて調べたけれど、
で、我が家はどうなの?
答えは見つからぬまま。
「見直した方がいいのかな、
どうしたらいいのかな、
相談するっていっても、その相談する人が
自分のもうけ第1優先の人だったら、
結局、同じことだよね。」と、
夫婦二人で、こういう話をするも、
結局、解決策はでませんでした。
相談して見えてきたこと
菜々子さんが、
自分の利益のためには保険をすすめないと
公言されていたので、すごく信頼がおけたことです。
そして、菜々子さんが言うからこの保険は、
100%〇、×でもないんです。
最終的には、私たちがどうしたいか。が大切。
ここ、本当に大事だと気づかされました。
知識ゼロの状態から、考えたり判断するのは
非常に時間もかかり、先にすすむのは困難だった。
でも、知識豊富な菜々子さんから
私たちでもわかるように説明してくださったのと、
考える判断基準、「軸」の部分を教えてくださったので、
前に進むことができるようになりました。
今回は特に「保険」いう面での不安や疑問だらけで
保険の話を中心に書いていますが、
保険をスタートとして、
自分たちのお金の動きを把握するということを
学びました。
この個別相談はどんな人に向いているか
菜々子さんが、自分たちの代わりに
整えてくれる訳ではないのです。
整えるのは、自分。
ここを、しっかりとおさえていくことができる人。
他人任せではなく、
自分でどうしたいと動こうとする人。
お金にまつわる各種不安、
わからないことからくる、各種不安から
1日でも早く抜け出したい人。
菜々子さんに愛の鞭を打たれたい人(冗談!)
そんな人におすすめです。
塚越菜々子はどんな人でしたか?
facebookでは、時々お茶目な菜々子さんを
お見かけしますが、
相談に関しては本当にプロです。
でも、プロだからって、
話しかけにくいとか、
わからない用語で相談者を混乱させることは決してありません。
相談しやすく、
話しやすい雰囲気です。
でも、プロですから、
豊富な知識、確かな知識、わかりやすい説明。
相談者がいまいちよくわからずに、
説明していても、こういうことですねって、
すぐ理解してくださる。
そして、
聞いた瞬間から神業のように動き出す、電卓。
菜々子さん、人気だから、
個別相談の枠がとれたの奇跡かもしれないけれど、
なぜ、菜々子さんが人気かは、
会ってみたら、話してみたら、
相談したらもっとわかると思います。
ママの立場から、
ワーママの立場から、
そして、お金のプロの立場から、
相談者に、誠実に対応してくださるから。
本当に、「誠実な」愛ふれる方なんだと思います。
お忙しい中でしっかりとご自身の保険について把握していただいていたので、スムーズに話を進めることができました。
自分の家計の状況確認が保険の見直しの第一歩
保険は「正解」があるものではありません。
すべての人にピッタリ合う保険は存在しないのです。
ましてや昨今、ライフスタイルの多様化に伴って、色々な家族形態があります。
終身雇用で年功序列で給与が増えていくばかりとも限りません。
だからこそ「うちにあっている保険は?」と気になるのなら「うちってどうなっているの?」を知るのが一番初めです。
そのうえで、万が一の時不足しそうな部分。保険以外で補う方法。考え方や不安感。
そんなことを考えたうえで、商品選びに入りましょう。
「うち」のことを知らない人に保険を設計してもらうのは無理があることなのです。
保険を販売している人のところに「保険」の説明を危機に行く前に、ぜひ「自分のうち」のことを知ってください。
一人でするのが難しい場合は、ぜひ家計相談のサービスをご利用くださいね。