家計のお金の相談をしたいと思っても、「なんで私はこんなことができないんだろう」「うまくいかないのは自分が良くないとわかってはいる」「こんな状態で相談するのは恥ずかしい」「できていないことを責められたらどうしよう」とためらってしまうものですよね。
でも、心配しないでください。
どうやってうまくいくかを相談しに来るのですから、今うまくいかないところがあるのは当然です。
たくさんのご相談経験を受けているということは、たくさんの「うまくいっていない状況」を見慣れていることでもあります。その状況をうまくいくようにするのが私の仕事です。
調子が悪くて病院に行って「なんで調子が悪いんだ!」と責められることはありませんよね。
問題を解決するために理由を探ることはありますが、それも『これから良くするため』に聞くことであって、決して責めることなんてありません。
今回ご相談に来てくださったAさまも、過去の借入の返済をしていました。
当初、シングルマザーの限られた収入の大半が借り入れの返済に回ってしまっているために、なかなか家計の管理がうまくいかず、その状況を好転させるためにサポートさせていただ来ました。
改善のためのご提案を無理なく取り入れていただき、確実に完済へと向かっています。
2度目のご相談の時点ではまだ借り入れは完済には至りませんが、返済と貯蓄のペースを守りながらシングルマザーだからこそ必要な万が一の貯金と保険について整理することができました。
面談を受けてのご感想をくださいましたので、ぜひ生の声をご覧ください(掲載の許可をいただいています)
談前に悩んでいたことはどんなことですか?
――私は借金を返済中のシングルマザーです。
以前、菜々子さんの個別相談を受けて、
- 小さく暮らすこと
- 必要な老後資金の金額
を説明していただき、自分なりに収支を整理することができました。
しかしながら、以下の疑問が自分だけでは解決できず、
菜々子さんへ二回目の相談を申し込みました。
- お金の流れはこれで合っているのか?
- 自分に必要な保険はどのようなものか?
- 自分が亡くなった場合、子供の養育はどうしたらよいのか?(遺族年金は出るのか?など)
それを踏まえて、お金の流れの確認と万が一の時の子どもの養育について、そしてシングルマザーに必要な保険を整理しました。万が一の時に頼れる親がいないひとり親は、遺族年金などについてもしっかりと確認が必要です。
相談後はどうなりましたか?
――
- お金の流れは大丈夫、と菜々子さんからお言葉をいただけて心から安心し、自分に自信を持つことができた。
- 今加入している保険が誤っていないと分かり、安心した。
- 自分が亡くなった場合に会社から出る弔慰金、保険から出る弔慰金、遺族年金の金額を知ることができ、万が一そのような事態になっても子供が成人するまでは何とかなりそうだと安心した。
支出を極力減らして返済を進めていくことになりますが、ひとり親だからこそ保険の見直しは慎重になりました。 最低限必要な保障と、公的保障や会社の制度をよく確認して無駄なく、万が一の時に子どもが困らない保険を準備することができ、少ない負担で安心も手に入れることができています。
塚越菜々子ってどんな人でした?
――これまで、会社の研修やシングルマザー向け講座において、FPさんのお話を伺う機会は何度かありました。
そのFPさんたちを思い出しながら菜々子さんを表現すると・・・
菜々子さんは、耳障りのいい言葉で説明はしない。
そして「やるかやらないかは自分次第だよ」と言外に滲む雰囲気(ほめてます笑)。
また、私のように過去に借金がある者に対しても「なんで借金なんかしてるの?」と理由を聞くことはありません。
しかしながら、「万が一のことがあったら、借金はすべてお子さんに引き継がれるよ」のように、必要な知識をずばっと教えてくださいます。本当に頼りになります。
本人の「これからこうしていきたい」を実現するためのお手伝いをしていきます。
どんな人に家計相談はおすすめですか?
――「全然収支を管理できていない、こんな状態はよくないと思っているけれど相談するなんて恥ずかしい」と思い悩み続けている方におすすめです。
私は、貯金はほぼなし・借金返済中・シングルマザーで収入も限られている・・という状況で、崖っぷちでしたが、菜々子さんにお金の相談をして心が楽になりました。
自分で考える力がつきますよ。
借金返済・自転車操業家計からの脱出には強い覚悟が必要
一度借り入れをしてしまうとそこから抜け出すのはとても大変です。
ちょっと頑張れば抜け出せるぐらいなら、そもそも借金の返済に困るようなことにはならないからです。
少し相談して節約したぐらいでは改善に至ることはまずありません。
マイナスからのスタートは、当たり前だと思っていたことをやめたり、やりたくないことにも取り組んだり、頭を下げて収入を増やすことも必要になります。それくらいの強い覚悟が必要です。
A様も、家計の中身を一緒に確認して考え方を大きく変え、収入も増やすように大変な努力をなさいました。それがあったからこそ、完済へ確実に近づき、目標を持つこともできています。
「今までだったら現金が少し貯まったらすぐ使っていたかもしれないけれど、いまは目標があるから大丈夫です」とはっきりとおっしゃっていました。
変わる覚悟を持ち、実際に行動し、目標を見つけて新たな人生を踏み出したAさまの今後が楽しみです。