ー この記事を書いた人 ー
ファイナンシャルプランナー 塚越菜々子

塚越 菜々子 「FPナナコの部屋」主宰

保険や金融商品を売らないファイナンシャルプランナー。日本FP協会認定CFP®。「働く女性のお金の不安を解消したい」思いで、主に共働き女性に公的制度や家計・投資などお金の話を伝えています。

家計相談

できれば働きたくないけど…月28万円の赤字家計からの脱却の秘訣

家庭を守ることを優先しようと仕事を辞めてずっと専業で家庭を守ってきたけれど、支出が増えて月に28万円の赤字が発覚!
なんとかしないと!でもどうしたらいい?働きに出るにしてもどれくらい働けば?そもそもそんな赤字分も稼げない!

自分で色々と頑張ってきてみたけれど、もう一人でやれることはやり切った!と家計改革にご参加いただくことになりました。

・家計を見直して支出削減
・いくら働けばいいか明確になってモチベーションアップ
・不安だった老後がまさかの最後で・・・!?

どんなふうに感じて変わっていったのか、ご感想を書いてくださったのでご紹介いたします。
(掲載の許可をいただいています)

家計改革プログラムのご感想

基本情報

M・I様(福岡県)
ご主人様 40代半ば 公務員
相談者様 40代半ば 専業主婦⇒フリーランス
お子様  小学生2人

家計改革プログラムに参加する前はどんな状態でしたか?

夫は公務員、私は専業主婦で、毎月のお給料で足りない分はボーナスから補填するのが日常で、それでなんとかなっていました。
でも、貯金はなかなか貯まらず、このままでは教育資金や老後資金がない、と心配する毎日でした。

Nanako's Voice

ボーナスがある会社員や公務員の家計では、日々が赤字になってしまってもボーナスで補てんするということができてしまいます。半年に一度まとまったお金が入るのは心強いことですが、その分「なんとかなってしまう」がゆえに対策がしづらく、なかなか貯金が増えないことに不安を覚えてしまいがちです。

家計改革プログラムの参加の決め手はなんでしたか?

プログラムを受ける前、自分で一年くらい、お金系のYouTubeや本を見て一生懸命勉強し対策していましたが、思うように結果が出ず、菜々子さんの個別相談を受けました。
そこで、「働くのが早い」と教えてもらい、仕事をすることを真剣に考え始めながら、また自分なりに家計を見直していました。
しかし「家計ではやれることはやった!」と思った次の月に、年末年始を挟んだこともあってか、赤字が28万円出て心が折れました。

その時「もう一人ではできない」と心底思い、YouTubeやメルマガ、そして個別相談でお人柄が信頼できると確信していた菜々子さんにお願いしようと決意しました。

Nanako's Voice

単発の個別相談でお伝えしたことを踏まえて、ご自身でも一生懸命取り組んでいらっしゃいました。
通信費なども抑えるように工夫しており、保険なども見直しを進めるなどできることはご自身でやり切っていた印象です。
そこまでの努力があったからこそ、家計改革に入ってからもスムーズに進むことが多かったですね。

プログラムに参加して得たものはどんなことでしたか?

「自分軸」と「お仕事」です。

「自分軸」
はじめ、プログラムがどういうものか分かっていなかった時は「我が家のデータを出すと、菜々子さんが計算してくれるのかな」とか「全部やってくれてアドバイスをくれるのかな」と思っていました。
つまり、すべておまかせするような受け身の姿勢でした(笑)

でも実際は、自分で調べて、自分でワークに記入して、自分で改善点を見つけました。
それを菜々子さんが答え合わせしてくれたり、良い方向へ導いてくれたり、思わぬブラックボックスを見つけてくれたりするスタイルでした。
これは私にとって本当にありがたかったです。

計算間違いや記入間違いもたくさんあったので、それを訂正してもらえたのも大きかったです。
(プログラム参加前に一人でやっていた時は、きっとたくさん間違っていて余計に分からなくなっていたのだと思います。)

また、困ったことや疑問もたくさん出てくるのですが、菜々子さんが「早朝でも深夜でも、疑問に思ったらその時にチャットしてね!忘れないうちに何でも聞いてね!」とはじめに言ってくださっていたので、少しでも疑問に思うことはすぐにチャットで相談していました。

菜々子さんはお忙しいはずなのに、返せるタイミングにはすぐに返してくださり、しかも何度も尋ねる私に、その度ごとに丁寧に分かりやすく教えてくれました。

ナナコ
家計改革の受講生は専用のチャットにご招待します。やるべきことをまとめておいたり、書類を共有したり、ちょっとした悩みや疑問などもいつでも気軽にやり取りすることができるシステムです。こちらは卒業後もずっと使い続けることができます。

疑問を残して次にいくということがなく、いつもクリアな状態で次のワークに取り組めました

手を動かすにつれ、少しずつ数字に慣れ、やり方に慣れ、改善点を見つけられるようになりました。
それを菜々子さんに話してみて「それいいね!」「ここはこうしたらもっといいんじゃない?」というアドバイスをいただいて進めていきました。

一年前に一人でやっていた改善策は、YouTubeや本に載っている「一般的な場合」「平均的な予算」などに、我が家を合わせるスタイルだったので、どうしても無理がありました。
それはよく考えると当たり前なのですが、一般的な家庭と我が家の数字の違いに落ち込み、自分の家計管理能力のなさを責めていました

しかし、菜々子さんのプログラムは個別相談なので、我が家に合った基準で、我が家の暮らし方で決めていくことができました。
そこに、自分で調べ、自分で手を動かしたことで得た「我が家の場合は・・・」という「自分軸」を持てるようになったことが、とても大きな収穫でした。
これがあれば、これからも一人でも進むことができます。
もちろん、分からないこと、困ったこと、確認したいことがあれば、これからもいつでも菜々子さんに相談できるという安心感もあり、本当に気持ちが楽になりました。

「お仕事」
家計を見直すうちに、私の収入が必要だということがわかりました。
いくら稼ぐか、どういった働き方にするかなど、真剣に考えました。
それがきっかけで、プログラムが修了する時には、お仕事を始められ、収入を得ることができるようになりました。
目標金額の達成はこれからですが、家計改革プログラムが、お仕事を始める大きなきっかけになりました。

Nanako's Voice

大変だったワークも、とにかく丁寧に取り組んでくださいました。
とりあえず書いて次に進むのではなく、次に進みながらも修正点が後から見つかったら書き直し、なんども何度も修正や追加を繰り返したワークは、皆さんにお見せしたいぐらいの努力の結晶です。
その分「具体的で現実的」どこかの誰かのものではない、我が家のオリジナルの数字が見えるようになりました。
ナナコ
せっかく向き合うと決めたのだから、というやり切る姿勢が素晴らしい結果を生みましたね!

プログラムで大変だったのはどんなことでしたか?

「ワーク」です(笑)
毎回、段階を追っていろいろなテーマのワークが出されます。
内容は、我が家の家計の洗い出しなので、これをやらなければ改革は始まらないのですが。(今振り返ると分かります(笑))

ワークをすることで、家のあちらこちらから書類を引っ張り出して記入して、数字を見て落ち込む。という時期がありました。
現状を把握するということは、今まで曖昧にしていた見つめたくたい現実と向き合うということ。
ある時期は、我が家の数字を見て、これまでの自分を責めて落ち込んだり、これからのやる気を失ったりと、いろいろな感情とともに過ごしました。

よく肌がきれいに生まれ変わろうとする時、一度吹き出物ができると聞いたことがありますが(真偽はわかりませんが)、そういった状態だったのかなぁなんて思います。

それをどう乗り越えましたか?

私の率直な気持ちを菜々子さんに聞いてもらっていました。
菜々子さんは、「今はそんな気持ちなんだね」「今はまだ考えなくていいよ」「これからだよ」といろいろな言葉で寄り添ってくださいました。

その言葉で、平常心に戻り「とりあえずワークやろう」と思えました。
手を動かしていると、また見えてくるものがあり、改善点も分かってきて「少し良くなってるかも」「大丈夫かも」と前向きになれるようになりました。

そして、問題を解決するには、手を動かすのが一番早い(笑)と分かってきて、スランプから抜け出すことができました。

Nanako's Voice

家計改革はどうしても「自分」「わが家の家計」と向き合う必要が出てきます。時にはマイナスの現実を自分で書きだすしんどさもあります。でもそれはより良い未来のための一歩!
ゆっくり考えて腑に落とすところ、とにかく数字を事務的にするところ。一人で悩まなくて済むように一緒に進んでいけるのが家計改革のいいところですね。

働くことへの抵抗はどう変わっていきましたか?

結婚前は、大学卒業後フリーの仕事をしていて、おかげさまでたくさんお仕事をいただき、二ヶ月間休みなしのような毎日を送っていました。
結婚する時、仕事を減らすこともできたのでしょうが、どれかを選ぶことは、選ばなかったお仕事に対して申し訳が立たないと思ったし、やりきった感もあったし、家庭を守りたいという気持ちが強くなっていたので、すべて仕事を卒業し「専業主婦になって家事を極めよう」というのが私の目標になりました。
学生時代、部活と学業も両立できなかった経験があり、家事と仕事の両立は、どちらかを疎かにしてしまうという思いもありました。
実際、結婚して15年専業主婦をしても、家事だけでも極めることは難しく、試行錯誤の毎日でした。

なので、個別相談や家計改革プログラムで「働くのが最も手っ取り早い」と分かっても、両立は難しそうだと思い、なかなか踏み出せませんでした。
子ども達に冷たく当たってしまうかもしれない。家がごちゃごちゃになってしまうかもしれない。私が壊れてしまうかもしれない。。。
みなさん、当たり前にできていることかもしれませんが、私には何か一つのことにしか集中できないという思いがあり、働くのに抵抗を感じていました。

実質は「ちょっとパートに出る」のかもしれないけど、私の性格上、パートがすべてになってしまい、生活がそこにもっていかれるのではないか、という心配があったのです。

しかし、プログラムを進めていくにつれ、そんなことは言ってられないくらい、私の収入が必要だということが実感として分かってきました

これまでの環境に感謝したとともに、これからは私も稼がなければと決意しました。
なにより、プログラムを通して家計改善の方法が「教育費を賄うために、私が10万働く」ということが明確になったことが大きかったです。

目標を達成するには、働くことが唯一の手段と分かった時に、覚悟が決まりました。

しかし、始めからほんとはそれが一番手っ取り早いと分かっていたのかもしれません。
でも、優先順位が「家庭を守る」ことでした。だから家にいたいと思っていました。しかし、プログラムを進めるうちに、ジワジワ「家庭を守る=教育費を守る」ことだとしたら 、仕事もありなのではと、思うようにもなっていました。

働いた証が、見える形(教育費)で役に立つことが分かったので、覚悟を決められたかなと思います。

Nanako's Voice

節約には限りがありますので、働けるけれど働いていないのなら「働いて収入を得る」は選択肢の一つです。優先順位はそれぞれのご家庭で決めて良いものですが、お話を聞いている限り、『できれば働かない方向で』という印象を持っていました。
家計を整えて、何のために・いくら、を数字で見ていく中で「収入を増やすことで教育費に回せる金額が増える」と明確になったことが、次の一歩を後押ししたんですね。

家計改革をするか悩んでいる方にひとことお願いします!

家計改革の料金は、普通に生活している中で出す金額としては、とても勇気がいると思いますが、それ以上の収穫が得られると、自信を持って言えます

私はプログラムを受ける前、「受けたいけどお金が、、、」とずっと悩んでいました。
でも、一人ではできませんでした。
赤字が28万円でした。
どうにかしてプログラムを受けたい!と思った時、私の独身時代の貯金が少しあることを思い出しました。
ここぞという時のために使いたかったので、ないものと思って生活していて、それまで貯金のことを思い出すことはありませんでした。
でも「家計改革プログラムを受けたい」「お金が必要だ」と思った時に、この独身時代の貯金のことを思い出しました。
それで「ここぞという時は今だ!」と思い、プログラムに参加することができました。

家計改革プログラムは、活きたお金の使い方だと思います。
これから何十年とあなたの役に立ってくれる、大きな味方になってくれる知識であり、経験です。

それから、「菜々子さん、スパルタなんじゃ?」と思ってる方がいらっしゃるかもしれませんが、想像以上にソフトですよ(笑)
というより、本当にありがたいくらい優しいです。
時にはズバッと言ってくださることもありますが、それは我が家にとって納得できること。もっともだと思えることでした。

本当に我が家のために言ってくださってるなと思えるので、信頼し進んでいけたのも精神的にとても良かったです。

そして我が家の場合、最後の回で、大どんでん返しが待っていました!
最後までひっそり隠れていた改善の余地がある場所を、菜々子さんが見つけてくださり、老後の蓄えが増えることが分かりました。
本当に奇跡的で、激動のクライマックスでした。

プログラムの卒業生のみなさまが、それぞれに「我が家の場合」のドラマがあり、クライマックスがあると思います。

それはすべて「我が家」のこれからの安心に変わります。対策が分かるから「大丈夫だ」と思えます。

長くなりましたが、家計改革プログラムを迷ってらっしゃる方が、山登りの強力な伴走者(菜々子さん)を経て、頂上で素敵な景色を見られることを願っています。
一度山に登れたら、一人でも登れるようになりますし、辛いときや困った時はいつでも菜々子さんが一緒に登ってくれますよ♪
お金の悩みは、誰にでも相談できるものではないですよね。
菜々子さんに出会ったあなたは、もう一人じゃありませんよ。
ぜひ、納得のいく未来への1歩を踏み出してみてください。

Nanako's Voice

老後資金のワークは最後に行うため、多くのケースでは「さらに老後資金を・・・」となってしまいがちですが、様々な数字を洗いだしたことで、老後のために使えるお金が見つかりました。それによって老後資金は今のままでほぼ大丈夫!その分をほかにお金を割り振ることができる!と判明しました。ひとりでやっていると気が付きにくいポイントを第三者の冷静な目で確認していくことの効果をここでも感じました
ナナコ
ありがとうございました。丁寧なワークも、落ち込んで立ち止まった時期も、ずっと一緒に進んできたからこそ私も感無量です!

全て「見える化」して使える額を明確に

お金を使いすぎてしまって赤字になってしまうケースのほとんどは「いくら使っていいかわからない」「いくら使っているかわからない」というものです。
当初の赤字も継続した赤字なのか、特別支出の支払いによるものなのかを丁寧に仕分けし、家計を見える化していきました。
そうすることによって、削減できるところを見つけて減らす、必要な貯金額を明確にすることで先取りして使えなくする、支出にムラがないように特別支出を管理するなどできるようになりました。

それもあって、お金の流れだけではなく「頭の中」もスッキリしたようです。

ご本人にお話を聞いてみました(インタビュー)

家計改革プログラムの全6回を経験したご感想インタビューにも応じてくださいました。

さらにリアルな生の声をぜひこちらでご覧ください▼

一回だけ頑張るか、ずっと頑張り続けるか

家計改革プログラムは全6回の面談とワークを行いながら、家計の全体を見える化し「わが家の家計」を作るためのプログラムです。
やることがたくさんあって、大変な部分も多いですが、一度やってしまえばその後はほぼメンテナンスフリー。

取組むのは大変ですが、一度頑張ってこの先は不安なく楽に暮らしていくか、この先も不安を抱えながらずっと頑張り続けるか・・・
そう考えると、一度時間や労力を投じて「仕組みづくり」をしてしまうのは大いに価値があるはずです。

一人では続かない、お金の知識が無くて自信がない。
そんなときは私と一緒に一度だけ「貯まる仕組みづくり」を頑張って行きましょう。

詳細やお申し込みはこちらをご覧ください▼
https://mamasuma.com/household-rebuilding/
年間200件家計相談実績!共働き女性のための家計改革プログラム

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