106万円の壁の撤廃や対象となる事業所の拡大など、扶養内で働いている人にとって気になるルール変更が想定されています。
もっと働きたい思っていても、制度が複雑すぎてどのような働き方をすれば迷う人は少なくありません。
また、自分だけではなく家族の状況によっては思うように働き方を増やすことができない時期もあります。
扶養や働き方についてたくさんのご相談を受けているFPとして、NHK「あさイチ」の「働き方の最適解?扶養内・年収の壁・家事・育児・介護」(2025年2月17日放送)というコーナーに出演いたしました。
番組内では、扶養に関する悩みを持つご夫婦に密着取材を行い、FPの視点からアドバイスさせていただきました。
放課後児童クラブで働き、ライフワークとして読み聞かせの活動もするパワフルな「タマゴさん」
義理の父親の介護もしながら、これからの働き方を考えていらっしゃるとのこと。
ご自身のお子さんたちは大きくなってきたとはいえ、さらに働く時間を増やそうと思ったら、家事に充てている時間をどうするかなども考えなくてはいけません。
手取りがいくらになるかはもちろん大切ですが、自分だけが無理することにならないよう、ご夫婦で「働き方再発見シート」に取り組んで家事分担について話し合っていただくことに。
そのほか、テレビでは取り上げられなかった部分も含め、実際の手取りや将来の年金への影響などを試算し、具体的な今後の働き方の方針をご提案いたしました。
スタジオでも話があった通り
「今の状況がずっと続くわけじゃない」
「自分(妻)名義の貯金が増やせるのは大きい」
こういったことも、働き方を考えていくうえでとても大切です。
働き方に正解があるわけではないからこそ、今の手取りだけではなく将来の見通しもしっかりと計算し、夫婦で話をしながらこれからの働き方を考えていっていただきたいと思います。
同じような悩みをお持ちの方は、扶養に関するご相談も承っています。
「働き方再発見シート」のプレゼントもありますので、ぜひ一度ご相談ください。