『うーん深いなぁ』
『そういうことかー!』
ご参加いただいたみんなでとても盛り上がった、社長BOKIゲーム体験会。
今回は「一般の生活者向け」ということで、スタンダードなルールで行いました。
社長BOKIゲームの内容
- チーム対抗もできる!ゲームでケーキ屋さんの体験
- ゲーム結果をもとに「お店の通信簿=決算書」を作成しよう!
- お店の通信簿の内容を理解しよう
- もっともうける方法を考えよう!
このゲームで遊びながら経営を体験することで・・・
- 経営の感覚が身につく
- もうけのしくみがわかる
- 自ら考える力がつく
- お金についての知識が身につく
こんな効果があります。
社長BOKIゲームで決算書が「読める」「書ける」ようになる流れ
ゲームの基本ルール
- ・グループ4名前後で対戦
- 参加者はケーキ屋さんの経営者となり利益を追求する
- スタート時の資金は1000(資本金400・銀行借り入れ600)
- 資料として用意されている元帳に記載してスタート
- 経営開始のために店舗(200)を購入する
- 取引を行いながら、その都度元帳に記載していく
ゲーム中のルール
- 1期は12ターンで行う
- 売上・仕入・ランダムの各エリアから選択肢カードを引く。取引単価は出たカードによる
- 「意思決定カード」が出た場合は、店舗を増やす(設備投資)・店員を雇う(給与)・研修を行う(販売力強化)・保険に加入する(リスク回避)などを選ぶことができる
- 「運だめしカード」が出た場合は、任意の対戦相手とじゃんけんをする。負けた場合は「盗難損失(営業外損失)」勝った場合は「賞金収入(営業外利益)」を得ることができる
- すべての取引は元帳に記載しながら行う
- 1期終了時に決算書を作成し、翌期に繰り越す
- 2期(またはそれ以上)の終了時に利益で勝者を判断する
ゲーム終了時
行ったすべての取引を記帳してある元帳をもとに、現金有高・資産の照合を行い「損益計算書」を作成。
ここで「売上総利益」「営業利益」「経常利益」などが何をさすのか感覚としてわかる。損益計算書が作成できたのち、その利益を「貸借対照表」に転記し、貸借の照合・翌期への資本金の繰り越し。
このような流れを自分の手で記載していくことで、財務諸表の成り立ちが理解できるようになる。
簿記・経理未体験でも問題なし!
簿記経験はいっさいなし・お金のことはどちらかというと得意じゃない・・・
そんなご参加者様もいらっしゃいましたが、ボードゲームをしながら学んでいくため経理・簿記未経験でも心配はありません。
ゲーム開始時は、元帳?右?左?とよくわからないまま始めても、経営判断をしながらケーキを売買し、店舗を増やし、最後にはしっかりと決算書類を書きあげました。
何が原因でこういう数字になったのか。
保険が力を発揮するのはどんな時か。
笑い声の中にも、しっかりと経営を感じていただき、苦手・・・とおっしゃっていた方も花マルの決算書が出来上がりましたよ。
このゲームで仕入れするのはケーキですが、ご参加いただいた個人事業主の方などは仕入れについても深く考えるきっかけになったようです(^^)
店舗を増やしたり、研修を行うことを判断し、その効果はどんな時に発揮されるのか。
経営者でなくても体験してみることでわかることがありますね。
チャンスで勝負を掛けたくても手持ちの現金が少ない。
元気はあるのに取引能力が少なくて小さな利益しか上げられない。
人生も経営もトータルで判断していく必要があるからこそ、先を見据えて「今」どんなことをしていくかを考えるキッカケにしていただければ幸いです。
みなさんママさんたちだったので、子供たちにもぜひ遊ばせたいと盛り上がってくれました。