夫に家計を任せていたらいつのまにか「どこにもお金がない」【家計改革プログラムご感想】

夫から生活費をもらって生活し、毎月暮らせないほどではなかったけれど、気づかないうちに貯金がスッカラカン。
「もうどこにもお金がない」そんな状況に直面。

何とかしようと試行錯誤するものの、数字やお金のことが得意ではなく、夫とのコミュニケーションもうまくいかない。
このままじゃ家計も夫婦関係も破綻してしまう・・・・！

そんな状態から、全６回のマンツーマン『家計改革プログラム』で立て直しを図りました。

プログラム終了後には夫婦ともにお小遣い制に変えて家計をしっかり立て直し、夫婦での情報共有もできるようになったお客様のご感想をご紹介いたします。

ご相談者様の基本情報

家計改革プログラムに参加する前はどんな状態でしたか？

家計に関しては夫まかせだった為、まったく把握していない状態。毎月暮らせない程ではなかったが、家にどのくらいのお金があるかわからなかったのでいつも不安でした。

夫から生活費を現金でもらっていましたが、何も考えずに使っていたので毎月月末に足りずにATMでおろしていました。買いたいものがある時も同様。いつの間にか貯金がすっからかんだったことにも気づかず...。車検の時に夫が「さすがにもうどこにもお金がない」と言った時に初めてまずさに気が付きました。

そしてこのままではいけない、自分も把握しなければと思いました。

ちょうど夫も転職後で忙しく家計管理に手が回らなくなっていた頃でした。家計簿は今までにも何度かチャレンジしたことがありましたが続かずでした。元々数字が得意でなかったので避けていた部分もありました。

ネットサーフィンしながら家計について調べていたときに塚越さんのブログにたどり着きました。

お金をかけて相談することに抵抗がありましたが思い切って個別相談を受けてみました。そして我が家の家計のまずさに直面することになりました。

ナナコ

初めてお話ししたときは、まだご主人が管理している部分が多く「お金がない」こと以外はほとんどなにもわからない。そんな状況でしたね。

家計改革プログラムの参加の決め手はなんでしたか？

個別相談後、なんとかしなくては！と焦った私は教えてもらったワークをやってみましたが、今までやったことのない作業だったのでなかなか進まずにイライラ。夫も私から急に不安を訴えられて戸惑いと怒りが発生。夫婦仲もギクシャクしてしまいました。

自分ひとりでは難しいと感じたものの、本講座の金額は当時の私には信じられないものでした。

受けてみたい、変わりたい、でもお金がない...。

そんなときに平行して行っていた家の片づけで、古い通帳を発見！独身の頃貯めていた定期預金でした。これは何かのサインだ、と思い申し込みました。

最初の個別相談から4ヶ月くらい過ぎた頃のことでした。

ナナコ

『お片付け』に取り組んでいただいたことも功を奏しました。どうやってしまうか、ではなく「何が必要なのか」という根本の考え方を変える練習もでき、相乗効果が出ていました。

プログラムに参加して変わったこと、自分が得たものはどんなことでしたか？

変わったことは、お金への気持ちです。

自分はお金には興味がない、とりあえず暮らせればいいと考えていましたが、それはお金に執着するのは良くない、という思い込みがあったからでした。

今はお金は自分の人生を豊かにしてくれるツール、お金持ちになるのではなく、上手に付き合うもの、と捉えるようになりました。

結果、自分がなんの為にいくら欲しいか、どう生きていきたいのかということに向き合うことになりました。

ナナコ

当初「お金のことがとにかく苦手」「自分にはできない」と思うことも多かったようですが、ワークを一つ一つ完成させることで確実に「お金と向き合う自信」がついてきたようです。

単発ではなく連続のプログラムはどんな人におすすめですか？

私のようにお金に苦手意識のある方。お金に関する習慣がなかったので、その時はそうだなぁと思っても帰ると家事や育児、仕事を優先してしまいつい後回しにしたり忘れてしまうのですが、連続だとまた次があるのでやらないわけにいかないのでおすすめです（笑）

あとは、以前の我が家のようにクレジットカードを多用している家計は一ヶ月程度では変化があまりないので、継続することによって段々変わってくるのがわかり、その喜びを共有してもらえるのは嬉しかったです。

また、よくわからなかったところなどを次回聞けるので、わからないままうやむやになってしまうということがなかったです。

ナナコ

何枚ものクレジットカードの請求が来るのに、明細は夫しか見ることができず内容がわからない、という状況から、時間をかけて情報共有をお願いし、ご主人のお小遣いと家計のお金の引き落としを分ける手続きをしました。

実際に全部引き落としが変わるまでは数か月の時間を要しましたが、今ではご主人が自分のお買い物を家計のカードでした場合は「これが使った分」とお小遣いから家計に渡してくれるまでになりました！

この先の意気込みを教えてください

自分の家庭がどのくらいお金が必要か、何をしたらよいかがわかったので、あとは行動するのみです。

私は気づくのが遅くて急ぎでの家計再生が必要になりました。最初は焦りとやるせなさ、後悔でいっぱいでした。でも何ヶ月もかけて自分と向き合ううちに、これまでのことは自分で選んだこと。家計としては失敗だったかもしれないけど、得たものもたくさんあったこと、あの時があるから今の自分があることを再度確認できました。

塚越さんはいつも真正面から本気で向き合ってくれます。自分自身のことなのに逃げていた私に、時に厳しく時に温かく伴走してくれたことに感謝しています。

お金のことは自分自身のことです。
今回のプログラムを終えて、お金の管理とか増やし方とかではなく、付き合い方を学んだと思っています。

最初は高い！と思いましたが、個人授業で融通がきいて、この金額は高くないと思います。お金のことを教えてくれる学校はありません。私は偶然にも塚越さんの授業が受けられて本当にラッキーでした。

まだ30代の方、お子さんが小さい方はチャンスです。まだまだ再生がいくらでもききます。迷っていたらぜひ、自分への投資と思って受けてみることをおすすめします。

家計改革プログラムの成果

ナナコ

プログラム卒業おめでとうございます。伴走させていただきありがとうございました。
「まだまだ途中」とおっしゃっていましたが、初めてお会いしたときに比べると本当に驚くほどの変化です。

固定資産税なや車検・税金など、ボーナスでつじつまを合わせてしまいがちな特別費をしっかりと管理し「よけてあるから早く払いたい」「いつでも請求来い！」と笑っていえる状態になりました。

働き方とも向き合い、自身の収入を増やすためにどうしたらいいか、やりたいことや子供を含めた自分の環境、収入。いろいろな角度から考える機会になったようです。

そのほかにも、このような大きな変化が出ています。

途中、思うように進まない時期は一度立ち止まり、目先のお金のことよりも「この先どんな生き方をしたいのか」「子どもにどんな背中を見せていきたいのか」「自分が一番うれしいと感じるときはどんなときか」など、少し先のことをお話しするようにしました。

「カードの引き落としできないかも・・・！」という、かなりギリギリな状況からのスタートだったため、決して平坦な道ではありませんでした。
ですが、家計改革プログラムで一歩一歩を確実に進めていくことができました。

ご主人から管理を引き継ぐにあたって、取り上げた形にならないよう、今までやってきたこと否定しないよう、でも変えなければいけないことは協力しながら確実に変えていきましたね。
何枚ものクレジットカードからの高額請求に追われていた時期ははるか昔のようです。

その後、続報をいただきました

これってすごいことだと思いませんか？

記帳をしなくていいということではありませんが、しっかりと収入と支出をコントロール下に置いているからこそ、記帳しなくても何が支払われ何を貯めていくかがわかるということです。
忙しい共働きだからこそ、「放置ではなく、自動化」をしっかりと継続して、安心できていることがわかります。

家計改革は決して簡単なことではありませんが、やるべき手順を間違えずに確実に行動していくことで、大きな変化を起こすことができます。

難しいことではなくとも今までやったことがないことを一人で勧めるのは難しいもの。第三者の視点を交えながら、必要な知識とスモールステップでの行動を積み重ね「一生モノの家計管理法」を手に入れていただきたいと思います。