総務省 平成27年の情報通信白書:インターネットの普及情報
によると、
携帯電話・PHSの普及状況は、なんと
94.6%!!!
衝撃的ですね。
今回は多くの方が当たり前のように「通信費」に入れているスマホ代。
本当にそれでいいのか考えてみようと思います。
携帯電話の普及の推移
初めて持った携帯電話のことを覚えていますか?
私が初めて持った携帯電話は、まだ画面がカラーじゃなくて、全角25文字しか送れない 端末でした。笑
それでもポケベルや自動車電話(?)の時代は知らないので「最近」の部類に入るのかしら・・・。
近年はもういわゆる昔ながらの携帯は、『ガラケー』なんて言われて過去の遺物にされそうですね。
年配の方が使いやすいように販売された機種も、もはやスマートフォンですもんね。
同じ調査によると、
平成22年では9.7%だったスマートフォン保有率が
平成26年には64.2%と急激な成長を遂げています。
さて、そこで問題視したいこのスマホの代金。
スマホの費用を「通信費」だと考えていませんか?
そのスマホで、主にやっていることって何ですか?
- 必要な情報を伝達したり
- 出先で連絡を取り合ったり
- スマホ登場前みたいにメールで要件を伝えたり
ではない、ですよね?
ライン?フェイスブック?ネットサーフィン?
それって、絶対必要な費用ですか?
楽しむために・楽するために・利便性を高めるために使っているならそれは、娯楽費です。
安易に固定費を増やすことのないようにしましょう
じゃあ携帯電話は全部娯楽費だ!というわけではありません。
必要経費といった面もあるでしょう。
上記調査の保有割合からしても、持たないという選択肢はさすがに厳しすぎるでしょう。
非現実的な方法を提案するのでは全く意味がありませんから。
ただ、収入が少なくて、お金がたまってなくて、見通しも立ててない人に限って高いスマホなんですよね。
何も考えずに、みんなスマホだからスマホ。
iPhoneだからiPhoneを買ってるんです。
ママ友とラインできないからという単純な理由でスマホに変えちゃうんです。
新しい”娯楽機能”が便利だからと2年に一度最新のものを買おうとするのです。
本当は一台10万円をこえるようなパソコン同様の買い物でも、2年分割だったら安いような”気がして”購入してしまうのです。
その出費に無頓着なんです。
通信費は固定費です。
一度設定したら毎月毎月必ず出ていきます。
だからこそ、安易に増やしてはなりません。
もちろん、いくらまでが通信費で、いくらから娯楽費なのかという話ではありません。
スマホ代が「必須」ではなくて、「便利」のための支出だとしたら、
子供の教育費の貯金や、家族のお出かけ費をケチる前に『スマホ代金は娯楽費だ』という観点で一度家計を見直してみて欲しいと思います。