ちょっと早いですが、
夫のボーナスの明細が来ました。
ボーナスがない会社も多くなる中で、
いただけるのはありがたいことです。
また、いつもいつも家族のために
働いてきてくれている夫に感謝です。
こんにちは
賢いママのお金の教養教室
ママスマ・マネープログラム
塚越菜々子です。
今日は、
ボーナスの正しい使い方
についてです。
正しい使い方と言っても、
そのおうちによっていろいろあるので、
「これでなければならない!」
というつもりはありません。
『貯まる家計』としてこんな考え方を
持っていてほしいな、
という一例としてお話いたします。
◆給与(給料)と賞与(ボーナス)の違い
ボーナスは、給料とは全く性質が違います。
「給与(給料)」は、労働者が働いた分は
絶対に払わなければいけません。
法律で決まったルールです。
「賞与(ボーナス)」は、
会社内のルールで「絶対払う」
と決まっている場合以外は、
必ずしも払わなくてもいいものです。
なので、景気が悪くなったり、
会社の業績が悪くなったりしたら、
払われなくなることは当たり前のようにあることです。
正社員だから必ずもらえる、
バイトだからもらえない
というものではないのですね。
◆ボーナスで払っていいもの・ダメなもの
公務員の方はほぼ間違いなく支給されると思いますが、
それでもやはり『ボーナス頼み』の家計は非常に危険です。
なぜなら、公務員と言えど、
定年すれば当然ボーナスはなくなるからです。
「毎月入ってくるもので回せるような家計」
にしておくこと。
これが理想ですね。
それを踏まえて、
【ボーナスで払ってもいいもの】
・旅行のお金
・まだ使える家具・家電の買い替え
・特別なプレゼント
・繰り上げ返済
【ボーナスで払ったらダメなもの】
・壊れた家電などのボーナス払い
・固定資産税・保険などの年払い
・生活費の補てん
このように考えます。
つまり
「ボーナスがないならないで、なしでも平気なもの」
は、ボーナスで払ってもいいですが、
「ボーナスがあろうがなかろうが、
払わなければならいもの」
は、ボーナスで払ってはいけません。
毎月の収支で賄えるような体制をとりましょう。
もし、年間の貯金がボーナスでもらう金額
を下回っているなら、黄色信号。
ボーナスが何に使われているか確認しておきましょう。
◆変動する、ママ起業家の収入も同じように考える
パパが会社員、ママが起業家の場合も、
同じように考えましょう。
いわゆる「毎月7ケタ越え!」など、
軌道に乗っていて余裕がある場合は
この限りではありませんが、
自営業はどうしても給料と違い、
入ってくるお金にムラがあるもの。
無いと困ってしまうものに、
ムラがある収入を当てにするのは管理が大変です。
全く収入に換算しないのはさすがに無理があるので、
「一年で絶対死守できる収入÷12か月」の金額だけ、
家計の予算に計上しましょう。
『身の丈』『生活レベル』って、
一度上がると戻すのはとても苦痛を伴うもの。
頑張って働いたご褒美は、
なんとなく生活費の底上げに使うのではなく
「あなたが幸せになる」
ところにしぼって使いましょう。
番外:塚越家のボーナスの行き先
夫のボーナスも私のボーナスも(もうないけど)家計のものです。
入ってきた金額の「1割」を「二人で分ける」方式です。
2人でいくらずつ分けるのかは、本気の交渉です(笑
我が家は大人も子供も「相手を説得できなければ負け」
ボーナスの分配金(笑)は個人の資産なので、
お互い口出しはナシ。
夫はプラモデルとか・靴とか買って楽しんでいます。
家計としての旅行代やご褒美は、
毎月の家計に組み込まれているので
ボーナスは「分配金」と「貯金」オンリーです♡
ボーナスがもう入った方、どんな使い道ですか?
良かったら教えてください★