子どもも大きくなってきたし、教育費や将来のことを考えたらそろそろ家計のこともしっかり考えたい。
そのためには夫婦のお互いの収入や支出なども確認したいし、減らす必要があるならそこも相談したい。
でもお金の話をすると「これ以上は出せない」「任せてあるからちゃんとやってくれればいい」「おれの収入が少ないっていうこと?」「もっと働いてくればいいんでしょ、はいはい」「そういうあなたの使い方はどうなんだ」
そんな風に言われてしまった経験はありませんか?
収入が少ないと言いたいわけでも、お金の使い方を責めたいわけでもないのに、不機嫌になったり言い負かされてしまったりしてだんだん話すのが怖くなってしまう。一人でやっていることが苦しくて、そんなつもりはなくても強い言い方をしてしまう。
こんなお悩みを持つ方は少なくありません。
今回、家計改革を卒業したクライアント様も当初は似たようなことがありました。
でも夫に話をすると、頭の回転が速くて何か言うと何倍も言い返されてしまって、責めているわけでも責められているわけでもないのに萎縮してしまう。
分かってくれない寂しさがだんだん怒りに変わってしまって、夫とは上手に話せない。
諦めたくなってしまうけど、でもやっぱり不安。どうやって家計を整えて行ったらいいか・・・・
そんな状態から、プログラム終了時には「穏やかにお金の話をして」「今後のことを夫婦で話し合える」ようになりました。
そうなるにあたって、どんな動きがあったのでしょうか。
ご本人の生の声をいただきましたのでご覧ください。
(掲載の許可をいただいています)
家計改革プログラムのご感想
お客様の情報)
Y・I様 福岡県
ご主人様 40代前半 士業事務所経営(個人事業主)
相談者様 40代前半 事務フルタイムパート (社会保険加入)
お子様 小学校低学年(男の子)
家計改革プログラムに参加する前はどんな状態でしたか?
とにかく少しでも節約しなければ、と自分なりにやりくりをしていたけれど、いつもお金を使うことに不安感があり、将来のことを考えると一人でお金のことを抱えることが苦しかった。
そして、お金のことになると誰かと比較して落ち込んだり、愚痴っぽくなったり、ちょっとしたやりたいこともあきらめがちだった。
自営業の家計は会社員と違って、収入に変動があるため管理がしにくくなりがちです。
一緒に仕事をしているわけでなければ経営の方に口を出すこともできませんし、とはいえ入ってくるお金がないことには家計を回せない。
個人事業主だと厚生年金がないため、保障や老後の年金等も自助で備える部分が多くなります。
そういった不安を抱えているのにも関わらず、当初はなかなかご夫婦で話し合うことが難しかったようです。
家計改革プログラムの参加の決め手はなんでしたか?
時間だけが過ぎて焦る中、ななこさんとの家計相談時でのやりとり、メルマガで家計改革の方の終了報告を読んだり、メルマガから伝わってくるななこさんという人をみて、やっぱりこの人にお任せしたいと思った。
家計改革のステップ(ワーク)自体は自分でもできるぐらいの難易度です。
専門知識が必要な部分はほとんどありません。
ただ、自分一人でやっているとちょっとつまずいたときに進めなくなってしまったり、うまくいかないときに相談相手がいない、自分だけではつい億劫になって前に進めない、などがありますね。
頑張れば一人でできるかもしれないけれど「サポートしてもらえる相手がいる」というのは、貯まる仕組みを作り上げるためにはとても重要な要素かもしれませんね。
プログラムに参加して得たものはどんなことでしたか?
私たち家族にとって必要なサイズ感や、必要な保険・貯金、老後に向かって何をしていくかがはっきりしたことで、今のお金の使い方を考えて実行に移す力ができた。
だから、他の人と比べることがなくなり、変な焦りもなくなったし、情報に振り回されることがなくなった。
そして、夫と家計について情報共有しつつ、話ができるようになった!!
不安が強くなりがちなタイプは、とにかく「見える化」が効果的です。
なんだかわからないから怖い。そんな気持ちを具体的な数字にしていくことで、仮に今まだ足りなくても「自分が何をどうすればいいか」が分かるようになります。
なにより具体的に夫婦で情報を共有し、話し合うことができるからこそ効率的な家計運営ができるようになりますね。
プログラムで大変だったのはどんなことでしたか?
(我が家の場合、夫が個人事業主なので車代を含む・含まない、実家の負担、夫個人費などパターン別に出していたから余計に大変だった💦)
これまでのお金の使い方を目の当たりにすることがきつかった(ななこさんは全く責めません(笑))。
夫とお金の話をすること。
家計改革で一番大変なのは、数字が苦手なことでもお金が貯まらないことでもありません。
「自分と向き合うこと」ですね。
家計の実態に合わせず、誰かの予算に合わせてしまうと結局苦しくなったり、続けられなくなったりするので、一度はお金をどう使ったかを観察する必要があります。そこも一人だとついつい目を背けてしまいがち。
次の面談(締切日)があるからこそ、一気に乗り越えることができるのかもしれませんね。
今回Yさんは、計算をするときに不確定要素が多い(変わる可能性がある)ことを、とても丁寧にいくつかのパターンで試算してくださいました。
努力は決して無駄になりませんでしたね!
それをどう乗り越えましたか?
また、たくさん色んなパターンを見ていらっしゃるので、細かい相談事もさくっと答えてくださって、どんどん先に進めることができた。夫との話し合いについては、ハードルが高くて話しかけるだけで時間がかかってしまった。途中、私が見切り発車しすぎて夫を不機嫌にさせてしまったこともあった。けれども男心をものすごくわかっている(笑)ななこさんに何度も相談して、たくさんアドバイスをもらうことで、慎重に少しずつ進めることができ、最後は夫と穏やかに話をすることができた!(びっくり&嬉しさMAX!!)
家計を整える過程は一度でゴールにたどり着けるものではありません。
やっている最中はつい「これが何につながるのかな」「意味があるのかな」と思ってしまうこともあります。
普通に暮らしながら行うわけですから、家族のこと・仕事のこと・子どものことなどで手が止まってしまうこともありますね。
そんな時に「今は〇合目にいるよ」「ここが大変なところのピーク!もうひと踏ん張り頑張ろう!」など、声を掛けられるのは一緒にやっているからこそ!
家計で気になるところや、どんな方法がやりやすいのかはご家庭それぞれです。
色々な家計のサポート実績をもとに複数のパターンを紹介することで、どれか一つのやり方にとらわれることなく「わが家に合った」家計運営を見つけていくことができました。
また、最大のハードルだったご主人さんとの話についても、どこまで数字が出そろってからの方がいいかや、言い方をより伝わりやすくする説明の順番、具体的なセリフの例などを細かくやり取りしして『伝えたかったことはそういうことじゃない』という風にならないように工夫していきました。
その結果、お金の話をしたがらず、なかなか興味を持ってくれなかったご主人さんから、
また、説明している途中や終わった後、資料を作ったことに対して、「すごい」と言ってくれ、ナデナデしてくれました。
そのナデナデに色んな思いが乗っている感じでした。(2、3回はやってくれたので)
こんなアクションもあったそうです(嬉しいですね!)
家計改革をするか悩んでいる方にひとことお願いします!
でも、お金のことを考えると不安、何が正解なのかわからない、老後のお金はどうしたらいいんだろう、、そして夫とお金について話しにくいし、、、と思っていたら、「えいやー」で飛び込んで欲しいです!できるかな、、と思っても、ななこさんがガイドしながら走ってくださる&期限があるから強制力もあるので、ちゃんと前へ進みます(笑)
最後には、お金やそれに関することなどなどモヤモヤが解決して、視界がぱーーーーっと広がります。卒業後も、何か変化があっても自分で対応できるようになるし、ななこさんにいつでも相談できる、、しかも家族仲もよくなるなんて、むしろお得すぎる( ´͈ ᵕ `͈ )
だから、得られる安心感は半端ないです!!
この先の人生、安心して日々生活できます!!!
だから、どうぞ安心してななこさんのところへ飛び込んで欲しいな、と思います(^^♪
「夫と話をするのが怖い」「怖くてなかなか切り出せない」「また怒らせてしまうかも」と考えていた当初とは違い、最後は二人で穏やかにお金の話ができるようになりました。
一回限りではなく時間を掛けてその過程をサポートしてきたからこそ私も感動がひとしおでした。
家計ともご主人さんとの関係も逃げずに向き合った成果ですね。
夫と話ができないならこの2つの見直しを
夫婦でお金の話ができないという家庭は決して少なくありません。
ただ話し合う機会がなかっただけなら、余り構えずに少しずつ情報共有をしていけば良いのです。
ですが、話すと不機嫌になったりはぐらかされてしまい、大事な話ができないとすれ違っているようなら、まずはこの2つを見直してみてください。
1:まず「お金以外」の大事な話ができるようにする
夫婦で行うコミュニケーションはお金の話し合いだけではありません。
普段から会話がない、そもそもすれ違っている、信頼出来ていない。こんな状態ではどんなに家計の数字が計算されていても話し合うことはできませんし、お金の話が共有できても安心の家計を築いていくことはできません。
「そもそも話ができない」関係だとしたら、まずはお金の話をせずに、普段のコミュニケーションをしっかりと見直してみてください。
2:具体的な数字と行動を確認する
女性はどうしても感覚的に話してしまうことが多いようです。
「足りない」「節約が必要」「支出を何とかしたい」「家計を見直したい」「不安」「もっと関心を持ってほしい」「貯金が少ない」
このような言葉を使って話そうとしているなら、伝わっていない可能性が高いです。
もしかすると、相手は「責められている」と感じてしまっているかもしれません。
これでは有効な話し合いをすることは難しくなります。
だからこそ、ここで大事なのは「数字で説明する」「具体的な行動を考える」ことです。
収入〇〇万円に対して、将来★★をするなら必要な貯金が〇〇万円。固定費は〇〇万円、変動費が〇〇万円。差額が◆◆万円ある。
このような数字を根拠をもって算出しておく必要があります。
つまり、話し合うより先に自分が家計の全体を見て計算しておくことが肝心です。
具体的な行動を考えるとは、相手がすぐできる・したと分かる指標を持つことです。
「家計に関心を持つ」→例えばこれは、何をしたら家計に関心を持ったことだと分かるでしょうか。
「家計を見直す」→何ができたら家計を見直したことになるでしょうか。
自分でも意外とこれらのことが分かっていないことがあります。
わからないままだと「できたかどうか」「してくれたかどうか」もわからず、いつまでも不満や不安を感じがち。
家計改革プログラムではこの具体的な数字や行動を決めるお手伝いをするからこそ、夫婦でスムーズに話すことできるようになります。
そこにたどり着くための準備として、まずは家計改革プログラムで「具体的に計算し・話す準備ができる自分」になっていきましょう。
プログラムの詳細やお申し込みはこちらのページからご覧ください▼
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