投資ってリスクがあるから自己責任と言われるけど、失敗してお金が無くなっちゃったらどうしよう。
やった方がいいって言われてるけど、うちもやって大丈夫?
会社の退職金がDCに変更になると説明を受けたけど、何を言っているか正直わからなかった・・・
そんな初めての投資の不安を解消するための講座「iDeCoスタートアップ講座」を開催しました。
全4回の講座を終えて、それぞれが「iDeCo開始」「つみたてNISA開始」、「なんとなく選んでいたiDeCoの商品見直し」「会社のDCの商品変更」などができるようになりました。
目先の上がり下がりに戸惑うこともなく「ゆるやかにほったからし」しながら、それぞれの目標に向かって資産形成が始まっています。
iDeCoスタートアップ講座は、iDeCoのみならず「初心者が安心して始められる長期投資」を学ぶ講座です。
特定の金融機関や商品を勧めることなく、自分で選んで始められる全4回の講座です。
1日目:長期投資の考え方と金融機関の選び方
講座1日目は「投資で失敗しないために必要なこと」について、しっかりと学びます。
今まで預金しかしたことがないと、相場見通しや経済の予測、売るか買うかの瞬時の判断力などがないと投資はできないのではないかと不安に思っていることも多いですが、長期でお金を育てるために必要なものはそれではないことをお伝えしていきます。
後半では「iDeCoの制度自体の仕組み」と「金融機関を選ぶポイント」についてお話します。
iDeCoは関係機関が多く、その仕組みを知らないと手続きをするときや、書類が届いたときに戸惑ってしまいがち。どこがどんな役割を果たしているのかが分かれば、手数料がかかる理由や、どこでどんな手続きをすればいいのか理解できるようになるので。
その上で、いくつかの具体的な金融機関のウェブサイトを見ながら、金融機関ごとにどんな特徴があるのかを一緒に見ていきます。
口座開設をしようとするときに、不安になってしまいがちなポイントも事前にお伝えしていくことで迷わずに一歩目を踏み出すことができました。
2日目:リスクの正しい理解と自分に合った商品選び
2日はみんなが一番知りたい「商品の選びかた」
この商品が良いよ!おすすめだよ・・・・なんて話は一切ありません(笑)
自分で選べるようになることがこの講座の目標です。
商品選びで欠かすことができない「リスクとリターン」について。特にリスクについては誤った認識を持っていることも少なくないので、実際に手を動かしてワークをしながら理解を深めていきます。
日経平均・S&P500・MSCIコクサイ・・・インデックスにアクティブ、トータルリターン・標準偏差・ポートフォリオ・リバランスに配分変更・・・・言葉の意味が分かると、これまで何を言っているかわからなかったことが急に理解できます。
さらに、具体的な商品の中身や、どこをどう見て判断したらいいか、成績はどう?こっちの商品とどこがどう違う?など実際に買えるものを見ていくのは楽しいものです。よくわからないまま商品を選んでいるときは「自分が持っているものがどんなものだったか」理解できるようになります。
『リスクは低い方がいい』というのが一概に正しいわけではないことが分かって選択肢が広がりだします。
ここが分かると「保険でお金を貯める」ことが、どういうことなのかもわかります。
3日目:年金と老後資金の計算
iDeCoやつみたてNISAで行う長期投資は、それだけを単体で考えればいいわけではありません。「いつの、なんのために」という大きな目標がないと、選ぶ商品も行動の仕方も決まらないからです。
特にiDeCoは老後資金を準備するために利用することがほとんどです。だからこそiDeCoをより有利に生かすために公的年金の知識が欠かせません。
自分の年金はどう計算される?いくらぐらい受け取れそう?年金を増やす方法。
それを踏まえていくらぐらいの老後資金が自分の家計には必要?
ゴールが分かることでどのくらいの金額をiDeCoやつみたてNISAを利用すればいいか?
このように「公的年金×iDeCo」の総合戦略があると、老後の不安はグッと減らすことができるのです。
老後に関して感じる「なんとなくの不安」はただiDeCoを始めただけではなかなか解決しません。公的年金の制度を知り・それだけでは対策できない部分をiDeCoなどを使って対策していくことで、老後のイメージができて安心感が高まります。
運用だけでなく「家計」の方も少し考えてみることが3回目の講座のポイントです。
4日目:iDeCoのメンテナンスと出口戦略。つみたてNISAの始め方
あっという間の最終回の4日目は「iDeCoを受け取るときの注意点」と、つみたてNISAについても学びます。
iDeCoは受け取るときの税金が少し複雑。多くの金融商品は「増えた分=儲かった分」に税金がかかりますが、iDeCoはそうではありません。
一括で受け取れば「退職金」として計算し、分割で受け取れば「公的年金」と同じように税金を計算します。
会社に退職金制度があるときは、その時期・金額などによって税金がかかる可能性もありますし、公的年金の金額によっては分割で受け取ると税金がかかることもあります。受取りにも選択肢があるからこそ「知らない」と損をしてしまいがち。まだ先のことですので、おおよその受け取り方と税金のルールを知っておきましょう。ここでも3日目の年金の知識が生きてきます。
資産運用をするときに便利なツールはiDeCoだけではありません。つみたてNISAについても学びます。
長期投資の考え方や商品の選び方はすでにわかっているので、あとはつみたてNISAの制度の特徴をおさえるだけ。iDeCoが分かってしまえばつみたてNISAは気軽に始めることができます。
最後に全4回の振り返りをします。何のために投資をするのか、ゴールはどこなのか、これからどんな風に行動すればいいのか。それが分かってしまえば、この後は投資は身構えてするものではなく「日常」の中に自然と馴染んでいきます。
実際の申込書の書き方や開設の具体的な方法なども説明しながら全4日間の講座は終了です。
終了後もずっとサポート
この講座は何度でも無料で再受講ができます。
まずはiDeCoを始めたけれど今度はつみたてNISAを始めたいからもう一回話を聞きたい。今度は年金についてもう少し理解を深めたい。親から教育費として贈与を受けたけれどどこでどのように運用するか迷っている。そのような理由で気軽に再受講してもらっています。
また、講座終了後も「iDeCo・つみたてNISAアカデミー」というグループに無料で所属していつでも質問・相談ができるようになっています。
開始から1年経ったのでリバランスをしたいけれど初めてだからちょっと不安で一緒に見てほしい。リスクを抑えて始めたけれど、もう少しリスクを取って良いような気持になってきたので商品変更の相談にのってほしい。
そんな風に「ちょっと聞ける」場所があるのは安心ですよね。
『貯金や保険しか選択肢がない』を卒業して、資産形成・資産運用することができるようになると、社会の見え方がまた少し変わります。
右も左もわからない「知識0」から投資を始めるために、ぜひiDeCoスタートアップ講座をご利用くださいね。
次回開催は日程が決まり次第メルマガで優先的にお知らせいたします。