自分の家計の状態や自分が加入している保険やつみたてNISAのことはそれなりにわかっているつもり。
でも「少子高齢化だから僕たちのころは年金はもらえないんでしょ?」「それでも年金ってみんな入らなきゃいけないの?」と、子どもに質問されたら、なんて答えたらいいか戸惑ってしまう、なんてこともあるかもしれません。
なんとなく「そういうものだ」と思っている社会のお金について、クイズやディスカッションを通じて考えてみよう!というワークショップを開催しました。
今回は主に「年金」をテーマに取り上げました。
そもそも問題が適切なのか?
一般的な知識を得るためのセミナーだと「これはこう・これはこういう意味」といった感じで、一つのテーマに対して答えや解説がある形で進むことが多いかもしれません。
このワークショップでは「この説明はどう思う?」「こういう表で子供に説明するとしたら、どんな疑問が浮かぶ?」「こういう問題ってどう解決したらいいと思う?」という、投げかけがメインで進んでいきます。
そもそもこの問題は適切なのか?答えはこの3択のなかにあるの?ということにたどり着くこともあります。それもまた一つの答えです。
「コーヒーは今、約411円。では50年前はいくらだったでしょうか?初任給は?」こんなクイズに答えてみたり、参加者同士で意見を交換する時間で、ほかの人がどう思うかを聞いたり、積極的に参加してもらう場となりました。
ディスカッション・グループトークだからこそ
ご参加いただいた方からは、こんなご感想もいただいています。
また、ディスカッション内容をナナコさんがしっかり聞き取り、そして解説くださるので、さらに一歩上の学びとなりました。
私自身よりも、子どもにどう説明するか、日本の未来に希望をもてるのか、伝えられたらいいなと思いました。
メールマガジンも素晴らしいのですが、その読者のみなさま、リテラシーが高いので、ディスカッションがものすごく有意義でした。
--Eさん
今日は何かの勉強をする...というつもりで参加してなかったので、思いがけず年金の勉強ができて嬉しかったです。
年金が賦課方式である理由なんて知りませんでしたが、インフレ対策である事も知り納得!
分かるって楽しいですね!
今回は少人数でグループトークもあったので、とても発言しやすかったです。
ーーHさん
社会のお金の話は、たった一つの答えがあるものばかりではありません。
だからこそ、いろいろな意見を聞いたり話すことで、より自分の意見がはっきりしたり新たな質問に出会うことができます。
ワークショップの開催は不定期に行います。
お知らせや募集はメルマガで優先して行いますので、ぜひ登録してお待ちくださいね。