夫婦で正社員で収入だって少なくないのに、なんでこんなに家計が回らないんだろう。クレジットカードの引き落としにドキッとする生活はもうやめたい。家計を根本からしっかり見直したい。
そんなお客様と6回の連続講座を伴走しました。
クレジットカードで自転車操業で破綻寸前。一部を見直すのでは到底間に合わず、もう後がない状況だったため本気の家計再生が始まりました。ライ〇ップばりの本気のぶつかり合いです。
短期間での本気のプログラムを経て、保険から貸し付けを受けていた破綻寸前の家計は6回講座の終了時には将来へ向けた資産形成までできるようになりました。
ご参加いただいたお客様が講座を終えて振りかえってくださいましたので、実録と合わせてご紹介いたします。
(掲載の許可をいただいています)
基本情報
Y・S様(神奈川県横浜市)40代半ば 会社員
ご主人様 40代前半 会社員
お子様 小学6年生(男の子)
講座開始前の問題点
- 世帯年収は多いのに貯金がなく保険からの借り入れがある
- 収入より支出が多くなってしまっている
- 何を我慢すればいいかわからない
ご夫婦で年収1000万円は優に超える年収がありながら、借り入れがある状況から脱却する必要がありました。お子様の中学受験を控えていましたので、そのためにも家計を整える必要があり、6回の連続講座に参加して一度にすべてを整えることになりました。
家計改善実録
決して派手な日常を送っているわけではないけれど、小さな支出の積み重ねが大きな負担となっていました。一度自転車操業になってしまうとそこから抜け出すのはなかなか難しく、手の付け所がわからなくなってしまっていたのです。
クレジットカード自転車操業からの脱却
まず、一体何にお金を使っているかの洗い出しからスタートしました。「贅沢はしていない」けれど「何にいくら使っているかはよくわからない」状態でした。クレジットカードも複数枚。引き落とし日も複数。何十万も引き落とされる月もありました。
一つ一つ「誰が」「何のために使ったのか」を見ていくのは大変な作業でした。ご主人が使っているものに関してはいきなりやめるように伝えることはせずに、家計の状態を説明しまずは気を付けてもらうように伝えるだけにとどめました。クレジットカードで定期引き落としになっていると、案外「これはなんだ?」というものもあるものです。携帯電話に紐づいているサービスなどに多いですね。
まずはとにかく支出を収入の範囲に収めなくてはいけません。娯楽と思われるものは片っ端から解約。毎月していた寄付もデパート積み立ても一度辞めるようにお勧めしました。漫然と続けていた英会話もやり切れるだけに絞り込みました。
現金をかき集める
クレジットカードの利用をやめると今度は明日のご飯も買えない状況。デパート商品券を現金に換えたり、家にある不要なものを売ったりしました。昔買ったままほったらかしにしてあった投資信託なども解約して現金化しました。ベストなタイミングではありませんでしたが、とにかく現金をかき集めることが急務だったのです。
化粧品などは貯まっていた試供品を使い、購入タイミングを少しでも遅らせるなど日常の小さな努力もたくさんなさいました。
ボーナスの使い道を先に決める
カードの精算はすぐに終わりませんので、並行してこの先にかかるお金も洗い出します。
直近1年程度でかかる特別費を調べその分をよけられるように月割りで計算します。そうしておかないと、イレギュラーな支出の時に再びカードに頼る家計に戻ってしまうからです。幸い、次のボーナスが近かったため、その使い道を支給前に決定しました。なんとなく給与口座に受け入れると今まで通り生活費補填に回ってしまうためです。
ご夫婦ともボーナスの額が大きかったため、ここで大きく事態は好転しました。
特別費を取り置いたことで、クレジットカードで支出を繰り延べる必要が無くなり、借り入れの一部返済が可能に。また万が一のための貯金もできました。最悪の状況は脱しました。
「使えるお金」を明らかにし、これからの家計を創っていく
マイナスから0へもっていったあとは、未来へ向けての家計形成です。
これから掛かるお金・使いたいお金の金額を設定し、そのために「今」貯める額を決めました。それを先取りして生活に使える金額を明らかにします。その中であとはご家族の価値観・優先順位に合わせてお金を使っていただくようにしました。ご主人とも話し合いを重ねながら、固定費は特に丁寧に支出を決めることができたため、意識するのは日々使う変動費のみ。目安が分かったことでぐっとお金が使いやすくなりました。
かなり支出を絞っていた生活も、徐々に本来のバランスに戻して行き、心にもゆとりが戻ってきたようです。
少額から資産形成も始めていく
もともと収入は決して少なくなかった家計ですので、事態が好転してからはパワーがありました。返済のめどが立ったため、今度はずっと安心して暮らしていくための資産形成も始めることができました。所得が多いため、節税もできるiDeCoからスタート。働き方によって老後の年金がどう変わるかも一緒に試算を行い、「会社で働くこと」への見方もまた少し変わったとのこと。
その後、昇進もなさってますますご活躍です。
初めてお会いしたときには「今すぐクレジットカードにはさみを入れろ!」と言いたくなるような状況でしたが(笑)今では「アクティブファンド面白いね」などと和気あいあいとお話ができる、とても良い家計状態になっています。
(思わず二人でピース)
かなり厳しい過程を経て・・・と思っていましたが、ご本人はまた違った感じ方だったようです。
6回講座を終えてのご感想
参加前はどんな状態でしたか? どんなことを解決したかったですか?
毎月の収入よりも支出(カードの支払い)が多く、ボーナスや保険の貸付で補填していました。来年の二月に子供が中学受験するにはあたって、まずこの状態から脱出したいと思いました。
連続の講座への参加の決め手は何でしたか?
今、家計に手をつけないと子供に受験させられない、もう後がない、自分一人では、この状況から脱出できないと思ったから。
塚越さんが穏やかな笑顔ではっきりと問題点、やるべきことを提示してくれたから。
参加してからどう変わりましたか?
・再生というか生き方が変わった。
・お金だけでなく、物を大事に使うようになった。
・家族も家計で払うもの、こづかいで払うものを分けるようになった。
・冷蔵庫、クローゼットの無駄なものがなくなった。すっきりした。
・家計に悩まなくなったぶん、他のこと(受験、仕事 、投資、英会話、など。)を考える余裕が生まれた。
個別ではなく連続の講座はどんな人におすすめですか?
今よりも、良い方向に向かいたい人。
そのほかにお感じになったことがあれば教えてください
最初の個別相談の時、本講座を受講するにあたって現金がないので、カードで支払うしかない私に、「それは勧めない」とはっきりおっしゃったことを覚えています。ボーナスをもらってからの受講では、間に合わないと自分で分かっていたので腹をくくりました。あの時スタートして本当に良かったです。
初回の面談で、塚越さんと話したことは、心に響いてきて「落とし込み」ってこういうことだと思いました。あの時の備忘録は「菜々子語録」と密かに名前を付けていろいろな判断に迷うときは思いだしたり、スマホで読み返したりしていました。
講座の途中、京都旅行に行ったり腰痛の改善に行ったり、大きな出費も行った上で家計を整えることができたので今後、大きな出費が起こってもやりくりできるという自信が生まれました。
家計相談をすると、あれもダメ、これもダメと言われるかと思っていましたが、塚越さんは一切なかったです。しかし辞めるのか辞めないのかの判断基準を提示してくださいました。自分で辞めるか、辞めさせられるかこれは大きな違いだと思います。
取り組んできた課題はすべてが自分のお金にまつわることなのでとても楽しかったです。
子供の英検準備と、子供会の行事準備と課題が重なったときは、ちょっと睡眠時間が少なかったですが、結局楽しくて夜中まで課題に取り組んでいました。
かつて自分が家計に悩むときは、夫を責めて逆効果になることが多かったのですが、やはり塚越さんがそばにいて私の思いや愚痴、夫の不満を聞いてくれたということで夫を責めることなくひとつひとつ話ができ結果的に良い結果に結びつきました。
子供も夫も私も、お金は大事に使うという意識に変わって来ました。夫の会社の歓迎会、飲み会が続いたときは自分から「明日の歓迎会はこづかいで払うからいいよ。」と言ってきたり、息子も自分で水筒にお茶をいれて遊びに行き、どうしても飲みたいジュースは自分で格安自販機を探して小遣いで買っていたり。やっぱりうちの家族を変えたのは塚越さんだと思います。
カードの支払いに振り回される生活からの脱出だけでなく、将来を見据えて投資までするなんて5月には考えられなかった状況です。
いつも自分以外の誰かをうらやましくて、お金がある人はいいなあと思っていましたが、自分の老後もある程度年金ももらえて投資で運用していけばゆとりあるくらしもできるということ、私なりの幸せがあるということがわかりました。
未来が明るいと思うといろいろチャレンジしたくなりますね。
塚越さんの投資信託の説明は本当にわかりやすかったです。私ももっともっと勉強したくなりました。
折に触れ、会社を辞めようかと思うことが多かったのですが、今回家計を見直して頑張って会社に勤めあげること、またそのためにはいつまでも会社に必要な人材であるようにいろいろな資格を取って自己研鑽をしていく必要があることを認識しました。
家計を整えることから、物事への向き合い方が変わりました。やはり家計を整えることは生き方を整えることだと実感しました。
これは、メールや面談で塚越さんに相談しているなかで、たくさん気づかせていただいたからです。
塚越さんに伴走いただいて本当に感謝しています。講座後も一生サポートと言っていただけて本当心強いです。今後は借金返済の報告を早くできるようにしていくこと、次回お会いした時にも恥ずかしくない家計、生き方をしている自分でありたいです。
本当にありがとうございました。
(このように丁寧に書いてくださいました!)
家計の行く先は180度変わりました
初めてご相談を受けたときは、まさに「崖っぷち」という状態でした。
高所得破産、という言葉が思わずよぎったほどです。まずクレジットカードの利用を止めないといけないけれど、そのためのお金がない。そんな状態からのスタートでした。
「もったいない」「長い目で見たら・・・」という気持ちをすべて一度取り除いていただき、現金をかき集めるところからスタートしました。娯楽と思える要素はすべて取り除くという大変な思いをしても、クレジットカードを清算し終わるまでには2か月以上の期間を要しました。
今まで当たり前のように買っていたものも買えなくなるような辛い時期を一緒に乗り越えて、今ではすっかり資産運用ができるまでになりました。
もともと収入は十分にあるため、ここまで整ったら後は自動で増えて行くのみです。このままではずっとお金に支配され、いつか高所得破産してしまうかもしれない危険にさらされていた家計は、ご本人と家族の努力ですっかり明るい未来が見える家計に変わっています。
今後はお金にとらわれず、ライフワークである英語の勉強も含めて充実の人生が送れることを確信しています。
いつからだって遅くない。本気で家計を根本から作りたい方は全力で伴走します。
まずはメールレッスンに登録して家計の個別相談で状況をお聞かせくださいね。