結局、医療保険って、いるの!?いらないの!?誰か教えてーーーー!!
って思うこと、ありませんか?笑
私自身も保険のセカンドオピニオンにも乗るファイナンシャルプランナーですが、保険に関してはいろいろな考え方があり、どれもこれも聞いたら筋がとっているような気がします。
もちろん正解は一つではないので、たくさんのお客様を見てきた事例や、ご相談者さまの性格に合わせて色々な選択肢を提示しています。それでも私は保険を販売していたことがないので、ちょっと聞いてみたい業界の裏話(笑)
ズバリ聞きたい!保険屋さんは保険をどう考えているのか?
この対談のコトの発端は、「私も保険そろそろ見直さないとな」と私自身が元保険を販売していたFP仲間に話したことです。
医者の不養生・・・・とまでは言いませんが(笑)お客様の保険を親身に見ている割には、自分の保険はしばらく見ていないな~と思っていたのです。
もちろん知識をもって必要なだけ保険に加入したわけですが、なにせ保険商品も入れ替わりが激しい。私自身の収入なども変わっているので、そろそろ再確認を、と思ったのです。
そこで、「医療保険ってどうなんだろうね」「私は無くそうとは思わないけど、実際保険を販売していた側からはどう?」
そんな一般人代表として意見をぶつけてみたのです。
実際に保険を販売していた人ならではの話はやはりとてもリアル!
これはぜひ、私のメルマガ読者さんにもお伝えせねば!一般人代表としてズバリ保険屋さんツッコむのは私しかいない!と、対談を計画したのです。
こんな質問をぶつけました
ほとんど打ち合わせはせずに、保険に対して疑問に思っていることを・普段お客様から聞かれることをぶつけてみました。
- 保険屋さんは医療保険に入っているの?その理由は?
- よく「お守り程度」っていうけど、それっていくら?
- 3大疾病とか7大疾病とかって数字が多いほうが良いの?
- 先進医療特約とか払い込み免除特約とかいる?
- がん保険って必要?特約でいいの?
- 共済って安いみたいだけどメリット・デメリットは?
もちろんどこかで聞いたことのある話も多いかもしれませんが、やはり第一線で保険を販売してきた人の説明はわかりやすく、面白い。
『販売トークだとこういう風に言います(笑)』
『あーそれはうまく言いくるめられたケースかもしれませんね』
『実はこの保険って・・・・』
『この言葉が営業マンから出たら要注意!しかも相手はこういいますよ!』
ご参加者の方も頷きながら、驚きながら話を聞いてくださいました。
黒木FPの話した先進医療を使ったケース、先進医療をどう考えるかについては、参加者の方の知人の例などもシェアしてくださって盛り上がりました。
セミナーではないのに、みんなのメモが止まらない!笑
3人の対談ではありますが、せっかく参加してくださったので、もちろん質問タイムも!
『保険を見直しに行ったら、保険料がむしろ上がった』
『信頼できる保険屋さんの見分け方は?』
『適正な保険ってどうやって考えるの?』
『過去の病気が気になるんだけど』
『子供の医療保険って必要?』
保険ありきの考え方から少し離れてみる
今回ご質問いただいた中で、一番みんなの心に響いたのは、
「子どもが病気で入院したけれど保険には入っていなかった」「この先も完治はしないかもしれないので二度と保険に入れないんじゃないかと心配」というお母さまからのご質問でした。
原則、子どもは乳児医療制度の助成などで医療費がかかることが少なので、子どもの医療保険はいらないと思っている私たち3人ではありますが、こういうことがあると「やっぱり元気なうちに入っておけば・・・」という気持ちになるのも無理はありません。
高野FPからはこんなお話がありました。
- すぐに保険に入ることができなくても状況が変われば入れるものもあるかもしれないこと
- 一部不担保や緩和型も選択肢になるかもしれないこと
- そもそも解決したいのが「お金」だったら保険にこだわる必要はないこと
次また入院したらお金がかかる・・・と思うなら、無理に高い保険料を払っておかなくても貯金でいい場合もあります。
もちろんそれは大人になっても同じ。
「いつ起こるかわからないものにみんなで備える」のが保険ですから、起こる可能性が高いものは貯金で備えてもいいんですね。
「うちの子は保険に入れない」とネガティブにとらえてしまうのではなく、『要はお金があればいいのね。じゃあ保険以外でどうする?』と気持ちを切り替えながら、情報のアンテナを立てて過ごしていくのも一つの選択肢ですね。
アンチ保険ではなく、保険との向き合い方を伝える
今回対談をした私を含めた3人は、だれも保険販売をしていません。ですが「保険不要論者」ではないのです。
- 保険の役割を正しく知ること
- 自分がどうしたいのか知ること
- そのために保険で備える必要があるのか考えること
- 保険で備えるならどんな保険が適しているのか調べること
そういったことをお伝えしています。
保険を販売していると、どうしてもお客様の質問に対して「保険での答え」を提供することが多くなります。すべての保険の営業マンがそうであるわけではありませんが、商売として行っている以上、保険販売者側にはそういった事情もあることを私たちは知っておかなければいけません。
保険販売を離れたお二人は、「保険以外の答えもお渡しできること」を独立した理由に挙げていらっしゃいました。
何度も伝えているように、正解は一つではありません。
持っている問題を解決する方法が「保険」の場合もあるし、そうではない場合もある。
幅広い考え方や知識を提供して、それぞれに合った納得と安心をお渡しするのが私たち3人の使命だと思っています。
次回開催の予定はありませんが、リクエストがあれば検討いたしますので、お問い合わせくださいね。