一人目の育児もまだまだ大変だけど、年齢のことを考えたらそろそろ二人目のことも検討したい。
でも、いまの生活でもゆとりがあるわけじゃないのに二人目を望んでも大丈夫かな?
子の働き方を変えないと難しい?でも家族みんなで無理するほどかな・・・・
そんな風に「子どもをもう一人」と「働き方や将来のお金」のことで悩むことは少なくありません。
考えても正解が見つからなかったり、夫婦で話し合っても結論が出ず先延ばし。時間だけはどんどん過ぎていくのに・・・
そんな状況に心当たりはありませんか?
今回、二人目を考えると同時に自分の働き方や家計管理についての見通しをしっかり立てたいと、家計改革プログラムにご参加いただいたU様。
なぜかうまく貯まらないポイントを改善し、今後の見通しを自分で立てる力を身に着けたことで、
- 今の働き方で、二人目も老後も大丈夫
- ほかの家が気にならず、納得のいくお金の使い方ができるように
- お金にとらわれずに色々なことが考えられる
- 自動的な貯金も年間274万円。さらにボーナスからもゆとりをもって使える
こんな暮らしが手に入りました。
いったいどうしてそうなることができたのか、大変だったこと、手に入ったことをシェアしてくださったのでご紹介いたします。
家計改革プログラムのご感想
基本情報)
ご主人様 30代後半 会社員
相談者様 30代後半 団体職員
お子様 4歳(男の子)
家計改革プログラムに参加する前はどんな状態でしたか?
日々の生活には困ってはいないのですが、自分たちの支出が家計に対して適正なのかがわからない状態でした。
おそらく適正ではないだろう・・・でも、どこから手をつけていいかわからない。
教育費も老後のお金も、どれくらいをどんな方法で貯めたらいいのか、よくわからない。
インターネットで、色々な家庭の家計簿(「FPに聞く家計相談!」みたいなページ)を見たり、「○○円貯まる!家計管理法」のような本を購入して我が家と比較し、参考になる点を探していました。
が、解決策は見つからず、いつも何となく不安。
何か買うときも「これにお金を使っていいのだろうか?」と不安が脳裏にある。特に外食費やレジャー費は「これくらい払って楽したり息抜きしたりしないと共働きで育児なんかやってられないわ!必要経費よ!!」と自分に言い聞かせて、えいや!と使っていた感じです。
『共働きの必要経費』そんな支出が多くなることもありますし、実際に働き続けるために必要なこともありますが家計に不安があるとこういったものにも罪悪感を抱いてしまいがちです。
家計改革プログラムの参加の決め手はなんでしたか?
インターネットで「我が家に参考になる他の家庭の家計簿」をなんとなーく探していたときに、偶然ナナコさんのページにたどり着きました。2021年1月のことです。
内容を見ていて「これは今まで見てきた家計管理のページと違う」というのが第一印象でした。
特に、「理想とする食費などの費目の割合は、家庭によって全く異なる。自分たちが納得して使いたいところに使えばよい。」というのは、今まで「○人家族の食費は収入の何割までが理想で・・・」という割合の話で一喜一憂していた私にとっては、結構衝撃的でした。
そして、実は、ちょうど個別に家計診断をしてくれるFPさんを探していたところでした。
もう、家計が自分の手には負えなくなっていることに薄々気づいていたからです。直接面談形式だと地元のFPさんじゃないと難しいですし、なかなか「この方がいい」と思う人が見つかりませんでした。
無料でのFP相談は考えていませんでした。
以前相談したことがあり、結局保険を勧められて、なんとなく入ることになったからです。そのときはライフプランを作成してもらい、説明を聞いて納得して、保険に入ったつもりでした。ただ、他人に作ってもらったライフプランは、もちろん自分の家計の状況をヒアリングしてもらっていましたが、なんか現実と少しズレているような感じがしたのは覚えています。(今となっては、ヒアリング項目が全然足りてなかった!と思います。)
ナナコさんの家計改革のHPを見た初見で「これは我が家にぴったりなのではないか」と思い、とりあえずメルマガ登録し、「今年こそケチケチしないで100万円貯める!」のPDFをダウンロードしました。金額が大きいので、じっくり考えて受講を決めるつもりでした。
そろそろ2人目の子供が出来たらほしいなと思っていた時期でしたが、夫から、2人目の子供ができたらいずれ私が転職して正社員にならないと家計的に無理ではないか、と言われていたことも、家計改革を受講する大きな動機となりました。
単純に「本当にそうなのかな?」と疑問を抱いていたからです。
もちろん、正社員になることに超したことはないかもしれませんが、今の私の働き方(契約職員)や環境は、育児しながらでも働きやすくていいな、と思っていたからです。もし、私の稼ぎを増やさないといけないならば、いつからどれくらい?というのも把握したかった。
最後の決め手は、2020年に一家で30万円もらったコロナ給付金を、生活費の補填に約10万円使わざるをえない状況になったことです。「このままじゃ給付金を生活費の補填で食い潰してしまう・・」と危機感を持ちました。
ナナコさんの家計管理の本を買っていました。読んで納得することも多かったですが、「この内容、私は一人では出来ないわ・・・」というのが正直な感想でした(笑)。
我が家には叱咤激励してくれる伴走者が必要。家計改革体験者の感想「やるなら早くやったほうが絶対いい!」というコメントや、日々のナナコさんのメルマガで「この方は信頼できる人だと思う」という確信が自分の中に出来てから、家計改革に申し込みました。ナナコさんのHPに出会ってから、約2ヶ月経過していました。
我が家は夫婦2人で、夫もほぼフル参加しました。元々、家計の管理は私がしていました。そして、家計改革に参加することに夫からの反対などはありませんでした。「ワークは全て私がやるから、面談は一緒に出てほしい」とお願いし、快諾してくれました。
プログラムに参加して得たものはどんなことでしたか?
得たものは、家計が激変し、将来への不安がなくなり、安心感を得られたことです。
あとは「お金以外のことを考えられる時間」かな。
「我が家は我が家だ!」と本当の意味で思えるようになり、他の家と比較したり不安がる時間がなくなったので、他のことを考える「時間」ができました。
プログラムで大変だったのはどんなことでしたか?
「昨年の収支」の把握です。これはつらかった。
保管しておいたクレジットカードの明細をベースに、12ヶ月分集計しました。家賃などの固定費は集計しやすいですが、食費や日用品の集計が大変で・・・でもここが我が家のブラックボックスだと思い、根気よく集計しました。
結果、「毎月食費にこんなに使ってたんだ!」と唖然。また、被服費なども予想以上にかかっていて(ユニクロで散財していたことがわかり)唖然。
その甲斐あって、自分が思っていた支出と実際の支出には大きなズレがあることが分かり、それほどこだわりのないところはストレスなく減らすキッカケが見つかったのは大きかったです。
それをどう乗り越えましたか?
この作業は休みの日にやることを決めて、子供を夫に外に連れ出してもらい、家で集中してやって何とか成し遂げました(もちろん1日ではなく数日かかった)。
夫は文句も言わず子供を連れ出してくれて、本当に感謝しています(あとで、夫から「この頃の私が一番殺気立ってて怖かった」と言われましたが)。
「昨年の収支」の作業の前に、実家がちょっとしたトラブルに巻き込まれその解決の手伝いをしたので作業が遅れてしまいましたが、このプログラムはナナコさんとマンツーマンなこともあり、優しい言葉をかけていただき、待ってていただけたのがよかったです。
ちなみに、作業を始めた最初のほうは過去の自分を呪いたくなりました。でも、「過去のことは過去、当時はそれがベストだったんだから」というナナコさんの言葉を胸に頑張りました。最後のほうは「これではお金貯まらないわ・・・」と妙に冷静に納得している自分がいました。
つまづいたり、プライベートの予定が立て込んだりしても、他の人の都合を気にすることなく、落ち着いて取り組めるのはマンツーマンでやるからこそのメリットです。
ご夫婦で参加してみていかがでしたか?
とてもよかったです。二人で受ける分、面談での気づきも増えます。
夫と面談のあとに「今日も女王様のムチが厳しかったね」と言いながら(笑)反省会をしていたのですが、夫の気づきポイントに「なるほどな~」と思うことがよくあり、2人で受けるとよりオトクだな、と思いました。
あとは、夫に対して私が5言うよりナナコさんが1言うほうが言葉に重みがあるんですよね(笑)。
やっぱり専門家のナナコさんの説明はわかりやすいし、夫婦で価値観が合わないポイントには客観的な意見をくださることがとてもありがたかった。もちろん、別に私の味方になってくれるわけでないし、私も自分の援護だけを望んでるわけではありません。家計の専門家として、我が家の家計全体を考えてアドバイスしてくれるのが、とてもよかった。
プログラムを進めていくうちに、だんだんと家計が整ってきて、逐一情報共有している折りに、夫から「家計改革やって本当によかったね!」と何度か言ってもらえました(一度ではない!)。
私も同じ気持ちだったので、夫にそう言われると本当に嬉しかったです。
そして、家計の状況が把握できていて、支出も把握しているので「今月は食費が大目になっているから抑えめで」や「これが買いたいなら、予算はここまでだよ」などと夫に説明が出来ます。すると夫も、「じゃあ今月はこれはやめとくか」や、「抑えめにするために今月はこうしよう!」と提案してくれて、日々、スムーズに日々のお金の話し合いができるようになりました。
私たち夫婦は、自称ですが夫婦仲も良い方で、これまでもコミュニケーションがとれている方だと思っていました。
ですが、お金に関する部分はまだまだだったなぁと、この家計改革で実感しています。
お金って話しにくい話題だと思っていました。お金のことを夫に言い過ぎて、ケチケチしていると思われるのが嫌だなぁとか思っていました。
でも、夫婦=一つの会社みたいなもので、よりよい家庭を共同経営していく上で、お金の話し合いは欠かせないとわかりました。そして、家計改革プログラムにより、根拠のある数字で話し合いができる基礎・土台を作ることができました。家計の数字を明確にして話し合えば、どこかで着地点が見つかります。ない袖は振れませんのでね。
夫婦だけではつい感情的になる部分も、第三者が一度両方の話を聞いたり、一般的な情報やよくあるパターンを提案することで、新たな視点をお渡しすることができます。選択肢が増えることで二人だけでは気づかなかった解決策や目標が見つかるので、よりスムーズに進むことも多くなりますね。
家計改革をするか悩んでいる方にひとことお願いします!
20万円という大金に躊躇する気持ちはよくわかります。私ももちろんそうでした。
悩んでいるなら、まずは1回の個別相談を受けてもいいと思います。1回の面談でも、何か見えてくることはあると思います。私も最初は個別相談にしておこうかな・・・と迷いましたが、1回では絶対に解決できないと思ったので、最初から家計改革に飛び込みました。
今思うのは、個別相談から家計改革という流れになっても、個別相談がもったいなかったなぁ・・・ということにはならないと思います。それだけ面談の価値が高いですよ。ナナコさんと話せば話すだけ何かを得られます!
マンツーマンで自由に面談のスケジュールを調整できて、自分のペースで進められて(でもナナコさんが見張ってるので明らかにはサボれないです。笑)、いつでもチャットで相談にのってもらえて、今後も困ったことがあれば連絡できるお抱えFPが出来て、20万円というのは、高くはないと思います。
家計を改革する意思があるのなら、いきなり家計改革プログラムに参加いただいても問題ありませんし(事前にお話をうかがう時間を無料でもうけています)まずは単発のご相談で、自分たちだけでどこまでできそうかのヒントを手に入れていただくのでももちろん大丈夫。単発相談と家計改革プログラムは別物ですので、無駄になることはありません。
家計改革から約4ヶ月経って・・・
家計改革の最終回前に老後の計算が終わり、「これまでの働き方を続けても、2人目の子供が出来たとしても、自分たちの老後は大丈夫だ!」ということがわかると、モヤモヤしていたものが一気に吹き飛んでいく、霧がスーッと晴れていく感覚がありました。
同時に、最終回前に夫の体調が悪くなり、少し不安な時期を過ごしました。夫から「自分の体調を整えるためにお金を使いたい」と言われたときは、かなりびっくりしました。今までは「体重減らしたら?」という私の言葉をずっと聞き流し(そして私は数年前にもう言うのもやめた)、好きなものを食べてメタボの鏡!のような体型だったので、初めは信じられない気持ちでいました。
でも最終回(夫は体調不良で途中退出)でナナコさんから「健康が一番だよ。お金の不安がなくなったら、次は「健康」だから。健康でないとお金を稼ぎ続けることはできない。ご主人は散財するようなタイプではないし、よっぽどのことなんだよ。(夫から提示された金額や内容などを見て)決して高くはないと思うよ。」とアドバイスしてもらい、冷静になることができました。
そして、夫の体調を整えるために家計からお金を出すことになり、夫はこの4ヶ月間で8.5キロ体重を減らしました。夫を見て「他山の石」だと思い、私も体力アップのため、ジムに通い始めて4ヶ月、楽しく続けています。そして、ジムの会費は家計の中での「自分の個人費」から出しているので、何に気兼ねをすることもありません!
今後、もし働き方など環境が変わったとしても、自分で家計を考えられる・再構築できる力を家計改革プログラムで手に入れられたと思います。でも自分では難しいことがあれば、ナナコさんに相談すればいいと思っています。とても気が楽です!ありがとうございました!
これからもより良く生きるために健康もかけがえのない財産だとあらためて気づき、そちらも維持するためのアクションにつながったことで、ますます安心して暮らしていけそうです。
番外編
家計とは直接関係のないことなので詳細は差し控えますが、Uさんには「お母様との関係」でずっとわだかまっていることがありました。
子どものときにお金のことで苦労することがあり、その時の思いがなかなか消化できないでいたそうです。
自分が家計に向き合えば向き合うほど、「あの時の母はどうして?」という思いがよみがえってくるとおっしゃっていました。
家計改革プログラムを完走することで、まず自分の家計について悩む時間がなくなりました。
そこで、過去の思いを清算するためにお母様に気持ちを話すことになったそうです。
教えて下さったことを一部ご紹介します。
話していくなかで、お互いに過去のことを振り返ると、私が知らなかったこともあり、また母が知らなかったこともあり。私が自分で勝手に(被害的に)思い込んでたこともあるなぁ、ということがわかりました。出産後は特に母と話すころがおっくうになり、勝手に恨みをため込んでいたんだと思います。とりあえず恨みを全部リリースしたので、自分の心も晴れやかになったし、母と話していても心がザワザワしなくなりました。
1. 家計改革のスターティングワークで過去のお金の不満が洗い出された。
2. 家計改革でお金の不安がなくなったので、過去の自分の不安からつながっている自分の今の不満(母)と向き合う時間ができた。
3. 母と向き合うことができた。
ということを言いたかったのです。
この機会に母と向き合うことができて本当によかった。ずっとお金の不安をかかえていたら、そちらに気がそがれてしまい、他の問題とは向き合うことができなかったと思います。少しずつですが、人生が良い方向に向かっている感じがしています。人生、まだまだこれからですね。
大事にしたいものを大事にできる家計に
日々の暮らしでお金に困ることが無いと、なんとなく支出していることは多いものです。
結婚当初はしっかり計画したものも、暮らしが変わり、家族が増え、価値観が変わっても、なんとなくそのままになってしまいがち。
すると「大事にしたいところ」と「お金を掛けているところ」が少しずつずれていくこともあります。
例えば、Uさんの家計でも「思ったより食費がかかっていた」「被服費で散財していた」といったようにです。
お金を掛けているところが大事にしたいところなら何も問題ありませんが、実はそうでないにもかかわらず大事なお金がたくさん費やされていたらもったいないですね。
食費も外食費も娯楽費も、共働きを維持するための支出も、ほかのご家庭と比べる必要はありません。
使えるお金を明確にし、将来のために貯めたいと思える目標と金額を洗い出し、大事にしたいところに優先的にお金を使っていく。
そこには我慢や無理は起こりません。
だから「支出を減らしている感じはしないのに気づいたらお金が貯まっている」ということが起こるんですね(^^)
二人目を産んでも大丈夫だろうかという心配は、今のままで二人目を授かっても大丈夫とわかりました。
臨時収入を生活費の補てんに充てていた家計も、気づいたら年間で274万円が自動的に貯まる家計になりました。さらにボーナスなどにゆとりがあるため、それは入ってきた夫婦で話し合いながら、より豊かな暮らしのために使ったり・貯めたりを選択していくことができます。
困ってはいないけれど、人と比べてもしっくりこない。このままでいいのか不安がある。
そんな状態だったら、『自分が大事なものを大事にできる家計』作り、そしてそれをいつでも自分の手で調整できる一生モノの力を手に入れてくださいね。
家計改革プログラムの詳細・プログラム説明会などはこちらからご覧ください▼
https://mamasuma.com/household-rebuilding/