両手で握手
 ー この記事を書いた人 ー
ファイナンシャルプランナー 塚越菜々子

塚越 菜々子 「FPナナコの部屋」主宰

保険や金融商品を売らないファイナンシャルプランナー。日本FP協会認定CFP®。「働く女性のお金の不安を解消したい」思いで、主に共働き女性に公的制度や家計・投資などお金の話を伝えています。

菜々子のコラム

【2017年目標】中立”じゃない”ファイナンシャルプランナーになります!

いよいよ2016年もあと1週間を残すだけになりましたね。
みなさんは気持ちよく今年を終え、
新しい年を迎えられそうですか?

私は煩悩が多すぎて、
108つでは済まなそうです(笑

除夜の鐘

年賀状と格闘したり、
年賀状はもうあきらめたり、
お年玉のポチ袋買わないとと思ったり、
小学生のお年玉っていくらだよ・・
って思ったりしていますか?(笑

 

こんにちは、
ママスマ・マネーコーチ
塚越菜々子です。

 

私は税理士事務所で長らく税金の仕事をし、
日々お金と関わる仕事をしてきました。

ファイナンシャルプランナーとして
(以下FPと書きますね。長いので・・・・)
税務に限らず、
お金関係の仕事をしてきましたが、

2016年は、FPとして、
また一つステップを登った一年となりました。

このあたりで、
来年の目標を高らかに宣言しておきます!
富士山

◆2017年目標:日本一ママに寄り添うFPになります!

私がFPとして、
この仕事をしているワケと、
その理念をもっともっとたくさんの女性に届けたいと思います。

そのために、
中立でないFPになります!

は?と思ったかた、
その理由を聞いていってください。

 

◆ファイナンシャルプランナーってどんな人?

みなさん、FPというと、
どんな時に
どんなことをしてくれる人だと思いますか?

FPと関わったことはありますか?

FPの資格というのは、
大まかにいうと2種類あって、
◆ファイナンシャルプランニング技能士(3級・2級・1級)
◆AFP・CFP(CFPのが上)
となってます。
(ちなみに、私はCFP&1級ファイナンシャルプランニング技能士です)

税理士や弁護士のように、
難関資格!と言われるレベルでないところでも、
ファイナンシャルプランナーを名乗ることはできるのです。

なので、銀行にお勤めしていたり、
保険会社にお勤めしていると、
会社から、
「FP3級とってきなさい」
と言われて
取得している場合もよくあります。
実際にFPの資格を持っている人って、けっこうたくさんいるんですよね。

 

◆一般的なFPの立ち位置は?

FPは、独立して仕事をしている人は、
まだまだ少ないのが実情です。

少ないということは、
みなさんに広まっていないということ。
仕事として成り立ちにくいということ。

それゆえ、
「どこかに所属して仕事をする」
のが、まだまだ一般的です。

上で言ったように、
銀行・保険会社・不動産会社・建築会社など
大きなお金を動かす会社に所属して、
その会社のサービスの一環として、
FPが仕事をしているのです。

保険を虫眼鏡で見る

言ってみれば、
「銀行の社員のFP」
「保険会社の社員のFP」

そうでなくても、
「銀行に依頼されたFP」
「保険会社に委託されたFP」

FPがどこからお金をもらっているか考えれば、
どちらに有利にアドバイスするかは、わかりますよね。

だから、私たちが相談するときに「無料」でできるのです。
依頼元から報酬や契約のバックマージンをもらっていますから。
※もちろんすべてのFPがそうではありません。

 

◆中立な立場のFPっていうのは?

こういう風に、サービスの一環としてFP業務をしていることが多いですが、

それとは別に、
「独立系FP」と言われる仕事も徐々に出てきました。

これは、税理士事務所や弁護士事務所、司法書士事務所のように、
「FP事務所」を立ち上げてFPの仕事をするのです。

どこかに所属したFPではないので、
「独立系FP」
「中立な立場のFP」
などと言われているのですね。

独立系の人たちは、
相談の間口はとても広いです。

保険会社のFPだと保険の見直しを中心に、
銀行だと資産運用を中心に、
建築会社だと住宅ローンの相談を中心に、

となりますが、
独立系の場合はお客様の相談に合わせて幅広い相談に乗っています。
(もちろん得意分野は人それぞれですが)

説明する男性

このタイプのFPの収入は主に「相談料」です。
相談に来た人にお金をもらいます。
(一時間●円~などなど)

ですが、やはり保険や金融商品を販売して
そちらからのバックマージンが収入の柱になっていることも多いです。
(そのほかには講演や執筆などもありますね)
※保険の相談は無料などと言っている場合はこの可能性大。
→いい悪いは別問題です。

保険を提案するFPの心の中に、
「こっち保険売ったら多くお金が入ってくるな」
って、心の中で浮かんだら、
それってもはや中立ではなくない?
と、私は思ってしまうのです。

もちろん、お客様のことを思って、
本当にお客様にふさわしい商品を提案している方も多くいらっしゃると思います。

でも、相談する側としては、
「ほんとに?ほんとにあなたの損得抜きで?」
って思ってしまっても仕方ないのかな、と。

それがあるので、
私は一切の保険・金融商品を販売しません。

この仕事を始めた時からの、
自分の中のゼッタイの決まり事です。

お客さんに合った保険を売って、
自分も得したらいいじゃない、
と思う方もいるでしょうが、

一つそれをやりだすと、
自分の目が曇っていることに、
気付かなくなりそうだからです。

保険についてはたくさん勉強しています。
相談にも乗っています。
ご提案もしています。

ですが、私から保険を買うことは一切できません。
(※実際のところ、保険を売る資格を持っていません。
  取るつもりもありません)

 

◆じゃあ何かを売らない中立なFPでいいのか?

中立って、
真ん中ですよね。

例えば、保険会社とお客様。

どちらにも寄らずに中立に。

え?

それ違くない?

そう思ったのが、
私がこのスタイルで仕事をし始めるきっかけです。

中立じゃ意味ないじゃん!

真ん中にいてどうするのさ!
仲裁に入っているわけじゃないよ!

と思ったのです。

私のお客様は、
ほとんどがママ。
ときどき新婚さん。
まれに独身の女性。

お金のことを勉強する機会がなくて、
だけどお金と付き合っていかなければいけなくて、
不安だったり困ったりしている女性。

お金のことをオープンにする文化でないこの国で、
他人に相談しようと、
勇気を出して、私に声をかけてくれたお客様。

そんなお客様と・・・・・

距離をとって中立に立ってどうすんじゃい!

私は、心底そう思っています。

ずっとその立場でいましたが、
2017年はさらに加速します。

両手で握手

【日本一、あなた寄り】に立って、

ママがもっとスマートになれるように、ファイナンシャルプランナーとして進化していきます♡

どうぞよろしくお付き合いくださいね。

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