iDeCoやつみたてNISAを始めて数カ月~数年。
運用の状況はどうでしょうか?
長期投資ですからそもそもそんな短期の成績ではなにも気にすることはありませんが、それでも始めたならたまにはチェックしておきたいところ。
iDeCoスタートアップ講座は、iDeCoやつみたてNISAを使った長期投資を学ぶ講座です。そのため、1年~3年の短期的な成果は全く重要視していません。
でも、そうはいっても10年後まで何もせずにいて本当にいいの?ちょっと疑問が出てきたんだけど。
この地味~~~~な資産形成・資産運用のモチベーションをアップさせたーい!そう思いますよね。
始めたときの自分の決めたポートフォリオとのずれがないか、リスク許容度に変化はないか。年に一度は確認しようよ!ということで、iDeCoスタートアップ講座卒業生が集まって『みんなの運用報告会』を開催いたしました。
増えてる人・そうでもない人の違い
iDeCoスタートアップ講座は現在17期。
130人を超える受講生がそれぞれの方針に従って順調にお金を増やしています。
それぞれ始めた時期が全く違いますし、iDeCoだけ、つみたてNISAだけ、5000円だけ、68000円満額。色んな人がいます。
だから、どれくらい増えたかも全く違ってきます。
横並びで比べることはありません。
ただ、運用成績の違いを紐解いてみると「なるほど!」とより長期投資の効果や分散の成果が理解しやすくなります。
今回は開催したのがちょうど株価全体が好調な時。
当然株式への投資割合が多い人は成績が好調です。
逆に、債券へも資産を割り合てているときはそれほど伸びていないように見えます。
また資産運用を始めた後に、いわゆる「コロナショック」を体験した人は安いときにたくさん買いつけることができたので、そのあと市場全体が上向いてからは成績が良くなります。
さらにiDeCoとつみたてNISAで比較すると、例え同じ投資信託を同じ時期に買っていたとしても、iDeCoは初回と毎月維持コストがかかるため資産評価額は低く出ます。iDeCoの節税の効果は資産評価額では判断することはできませんね。
こういう違いを改めてみてみることで、今の状況を落ち着いてみることができるほか、資産評価額以外のポイントも再確認することができました。
スイッチング・配分変更のタイミング
長期でゆっくり育てる資産運用はときどき軌道修正が必要になることもあります。
長く付き合える商品だからといって、ずっと放置するのは危険ですね。
自分のリスク許容度を考えて運用する投資信託を選んだからには、違う方に進んでいるときは「リバランス」で行き先を修正します。
やり方を説明するのは簡単ですが、いざ自分がやろうとすると戸惑うもの。
一度自分でやってみるとイメージがつかめますので、そのキッカケにもなりました。
また、未経験から運用を始めて、実際の自分のお金の動きを見ていくとリスク許容度が変わっていくこともあります。
もう少し株式の割合を増やしてもいいな・・・。そう思えてきたら配分を変更することもあります。
ポイントは「市場の成績につられて変えない」ことです。
アメリカの株が好調だから、あまり増えていない債券を辞めてアメリカ株へ。
こういう変更の仕方はNG。
これをし始めてしまうと、ずっと市場の様子に踊らされてしまいます。
「ほったらかし」でも一人じゃない
長期の資産形成は、常に誰かのアドバイスやサポートが必要な難しいことしません。
自分が納得して選んだ調子信託を、積立貯金のように毎月コツコツと買い増していくだけ。
でも、やっぱり慣れるまでは心細かったり、心配になったり、欲張りたくなってしまうものです。
そんな時「ちょっと話を聞きたい」「このままでいいか再確認したい」そう思うときもありますね。
iDeCoスタートアップ講座は、卒業後もずっとサポートが続きます。
一緒に長期運用をする仲間たちの様子を聞いたり、励まし合ったり、時には相談したりしながら経済の成長に合わせてお金を育てていくことができます。
そしてそれが、長期投資の何よりの成功の秘訣です。
『みんなの運用報告会』は、年に2回を目安に定期開催していきます。
学びなおししたいときはiDeCoスタートアップ講座の再受講はいつでも無料で可能。
「増えるか減るか」の運任せではなく、お金をコツコツ育てる方法を学ぶiDeCoスタートアップ講座の詳細は、下記からご覧ください。