『貯金が苦手だから、全部保険にしています』
家計の相談に来る方がよくおっしゃる言葉です。
「貯蓄型の保険」と言われるものがあります。
いわゆる「掛け捨て」ではなく、一定期間払い込んだ後に解約したり満期を迎えることで「貯蓄を兼ねる」ことができるものです。
一定期間は保険として万が一のときの保障として使い、保障として必要なくなったら貯金として取り崩す。
一見合理的なように見えますが、実はこのやり方には危険も含んでいるのです。
暮らしとお金を考える『ファイナンシャルフィールド』
『Yahoo!News経済総合』2位に掲載されました。
とにかく元本割れしたくない。掛け捨てはもったいないと思う。
そんな「よくばり」な気持ちが、思わぬ損を産んでいることがあります。
保険には保険にしかない素晴らしい役目がある一方で、保険は万能ではありません。
「保険料が高くて教育費が貯められない」
「いざというときにすぐ使える現金預金が少ない」
「勧められた保険が高いと思うけれど、いまは我慢の時なのかな」
保険のプロに貯蓄型の保険を勧められれば、それでいいような気がしてしまいます。
ですが、心のどこかで「保険料高い」と引っかかったり、今の生活に我慢ばかりだとしたら、「保険の役割」を勘違いしているのかもしれません。
相談いただいた実例から『保険で貯金に潜む落とし穴』について執筆しました。
こちらからご覧ください。