iDeCoかつみたてNISAかどちらがいいの?という質問がよくあります。そして老後の不安が強いという相談もお受けします。
年金、どうせもらえないと思っていませんか?もらえなくはないだろうけど少ないんだろうな~と漠然と思っていませんか?年金がいくら受け取れるのか計算してみましょう。自分でできますよ!そうすると「iDeCo?つみたてNISA?」の答えがわかります!
今も未来もお金が増やせる!
「確定拠出年金(iDeCo)スタートアップ講座(全4回)」の3日目を開催しました。
↓↓1回目の様子はこちら 確定拠出年金イデコ(iDeCo)をやりたいけど、まず金融機関の選び方からわからない!そもそもどこでできるの?何を基準に選んだらいいの~? と悩んでいませんか? ... iDeCoを始めようと思って、とりあえず目についた証券会社のホームページを見てみたけれど、なにがなんやらわからない!どう違うの?どんな基準で選んだらいいの?選び ...
iDeCoの金融機関の選び方「確定拠出年金スタートアップ講座DAY1」開催報告
↓↓2回目の様子はこちら
iDeCo初心者向け、商品の選び方「確定拠出年金スタートアップ講座DAY2」開催報告
第3回目の講座の内容
iDeCoスタートアップ講座DAY3は「老後に入ってくるお金・出ていくお金」についてです。
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- 昔の「老後」と今の「老後」の違い
- 老後に「入ってくる」お金の確認
- ねんきん定期便の見方と年金試算
- 老後に「出ていく」お金の確認
- 自分が「作る」老後資金の額
- お金が貯まる方程式
老後は不安だとよく聞きますが、いつからが「老後」なのか考えたことがあるでしょうか。私たちの親世代も、ようやく老後の入り口に差し掛かったかどうか。私たちが知っている「老後」は、親世代よりずっと上の年齢の人の老後です。
では、私たちが老後を迎えるころはどうなるでしょう?
この70年間の間に起こった変化をもとに、これからの老後を一緒に考えてみました。
老後の年金について不安を感じていて「どうせもらえないでしょ」と投げやりになる方は少なくありません。
年金はきちんとした計算式に基づいて支給されます。誰かの気分で支給が決まっているわけではありません。
概算ではありますが、自分で計算できるようになることで、備えるべき金額がぐっと現実味を帯びてきます。なんとなく保管してある方が多い「ねんきん定期便」を使って、老後の年金を計算するワークを行いました。
「え?これだけ?」
「初任給の一人分だけ?」
「ほぼ夫の年金しかないじゃん」
などなど、実際に計算してみての気づきがたくさんありましたね。
次は、老後に出ていく金額です。
今の暮らしの大きさの採寸が欠かせませんが、自分の家がいくらの支出があるかはぱっとわからない場合も多いもの。まずは今の高齢者のデータを見て、そこから「我が家の場合はここが増えそう」などを見ていきます。
出ていくお金と入ってくる年金。そして退職金やその他の収入があるかどうかも大きく左右することがわかり、よりいっそう今の現状の整理の必要性がありました。
ここまでわかると、「老後の自分たちのために今の自分たちが仕送りする額」が明らかになります。
その金額は、iDeCoの上限より多かったですね。
ということは、iDeCoなの?つみたてNISAなの?ではなく「両方です」なのかもしれません。
未納や猶予で放置がないか、夫婦の分を再確認
自分の年金情報って、こんなこともなければ調べることはないですよね。
当たり前に払っていると思われがちですが、
- 学生の期間(20~22前後)
- 留学している間
- 出産などの離職
- 転職の隙間
などに、年金の未納があったり、猶予したまま忘れていたりする場合があるのです。
ねんきん定期便には「未納の分は除く」と書かれているので、詳細はわかりません。より細かく見る場合は、ねんきんネットに登録していただいて、過去の分を確認していただくことにしています。
年金受給の損益分岐点は約10年。受給開始から10年以内に死亡するケースはないとは言いませんがそれほどは多くない。とすると、やはり追納できるに越したことはありません。過去の分は今はもう払えず、60歳以降に任意加入で補う必要がありますので、そちらも確認しておきたいところですね。
第3回目のご感想
- 私が働くしかないか~!
- 働き方をよく考えよー
- タジタジしてる場合じゃない!すぐ始めよう!
- 色々なことに気づかせてくれました。やらねば!
- 参加しなかったら必要なことにも現実の恐ろしさにも気づかなかったです。早くやろ!
- 旦那へのありがたみと私の選択の重要性に今気づけて良かった。
- 幸せな老後を自分で作っていく!
老後資金の話をするとついつい暗くなってしまいますが、そんなことはありません。
自分の人生の舵は自分でとると決めている女性たちは、これからの生き方について前向きに考えていました。
お金があれば幸せではないけれど、夫婦二人が仲良く暮らしていくためにどんなことをしたいいのか。
これだけ長く生きる時代ということは、いまはまだまだ若いから何でもできるんだ。
そんな前向きな笑顔が飛び交う講座になりました。
むやみな不安を抱えるのではなく、数字で測れることはしっかりと図りながら、「自分の幸せ老後は自分で作る」そんな意識を持ってもらいたいと思います。