共働きで家計簿を付けているけど、貯金は進んでいかない。
GWや年末年始など普段と違うことがある月になるとかなりの金額が赤字になってしまう。
気づいたらいつも綱渡りでギリギリの自転車操業・・・・
でも、私も夫もすでにほぼフルタイム。これ以上はどうしたらいいんだろう。
二人目の子供が欲しいけれど、この状態で産んで大丈夫なのかな・・・・。
そんなお悩みを抱えて個別相談にお越しになったお客様がいらっしゃいました。
「これ以上どこを変えたらいいの?」そんな想いを持っていらっしゃる方にとって、後押しになるご感想を送ってくださいました。
(原文のまま。掲載の許可をいただいています)
個別相談に参加してのご感想
【基本情報】
J・H様(滋賀県湖南市)30代前半 派遣社員
ご主人:30代前半会社員
お子様:5歳(女の子)
相談前に悩んでいたことは?
共働きなのに、なかなか貯金ができなかったり、自転車操業な状態を改善したい。
子供をもう1人欲しいが、教育費のことを考えるとなかなか前向きになれないこと。
相談後にどんなことがわかりましたか?
今まで向き合うことから逃げていた我が家の家計としっかり向き合えることができました。
現状に驚き愕然としましたが、いろいろな選択肢があることで、前向きに向き合うことができそうです。
家族はもとよりは私自身がどうしていきたいのか曖昧だったわかり、これをしたい。これに限りあるお金を使っていきたいということがはっきりしてきました。
相談で印象に残ったことはなんですか?
住宅ローンが我が家の家計には負担が大きいことが改めてわかり、まずそこにお金を使うことを優先しただけで、じゃあこれからどういうところを優先し手放していくのか考えればいい。
それはそれぞれの家庭で違うからと言うお話と時間という財産があるというフレーズが残っています。
うちにはまだ時間がある。今からやれば全然貯まるんだっていう安心感がでてきました。
塚越菜々子ってどんな人でした?
とても話しやすくて、優しい方でした。
我が家の家計に対しても、決して否定することなどなく、お金が増えないと後向きな考えになってた私の背中を押してくださいました!
どんな人におすすめですか?
家計を1人で任されていて、どうしたらいいかわからない方。
貯まらない、どうしようと後向きに考えがちな方。
お伝えしたこと
事実は変わらない。事実についての見方は変わる
住宅ローンの負担が大きいことから「この家は高すぎたんじゃないか」「自分たちの身の丈を越えていたのではないか」「決断が間違っていたのではないか」色々な不安があったとのことです。
おっしゃるように、確かに住宅費用の比率は今の収入に対しては高めでした。
「収入に対しては多めの住宅ローンを組んでいる」というのは事実です。
でもそれが「身の丈を越えている」「決断が間違っていた」というのは思い込みかもしれません。
『身の丈』にあった家だったら、あの時決断して購入していなかったら、「いま手にしている素晴らしいもの」は得ることができなかったものではないですか?そうお伝えさせていただきました。
何を大事と思うかはそれぞれのお家で決めていいのです。
例え住宅費比率が大きいとしても、それを「選び取った」ならいいのです。
そう思えるようになるためには、全体像を把握したいですね。
収入は好き勝手に決めることができません。
住宅を選び取ったのですから、そのほかの支出で調整していけばいいのです。
過去の事実を変えたいと後悔する必要はありません。
見方を変えて、今からできることをしていきましょう。
どんなお金持ちも買うことのできない「時間という財産」がある
J・H様は、まだ30代になったばかり。ご主人も同じぐらいです。
年功序列の給与体系はだいぶ崩れてきたけれども、年齢がお若いうちは収入だってそれほど高くならないことが多い中、住宅を購入してお子様を育てて、働いている。かつ、お金のこともきちんと考えようとしている。
多くの人が、「もっと早く気づけば」と思う中で、本当に素晴らしいことだと思います。
教育費は着々と迫ってきますが、老後費用に関していえばまだ30年近くあります。
今はまだ潤沢な資金はないかもしれませんが、どんなにお金を持っていても過ぎた時間を買い戻すことはできません。
とても貴重な「時間」という財産をお持ちなのですから、それを生かして今後の暮らしに役立てていっていただきたいとお伝えしました。