家計簿をつけたことがありますか?三日坊主?私もです(笑)
家計簿挫折原因ナンバー3は
- 残高が合わない
- 面倒くさい
- なんでつけるかわからない
という強力なトップ3が控えています。
今日はそのトップ3のうち一つ「家計簿の使途不明金」=残高が合わない問題について考えます。
せっかく家計管理をしようと意気込んで始めても、使途不明金が多くて嫌になってしまっては本末転倒。自分の記録ミスならあきらめもつきますが、家計のお金を使うのが自分だけではなく夫のときは、なかなか細かく言うのもためらわれますね。
使途不明金とはいったい
使途不明金=何に使ったかわからない
ですね。そんなのはわかってる?
でもよく考えてみてください。
こでいうところの使途不明金とは別に盗まれたとか、落としたとかそんなことではありません。
ということは「使途不明」ではないはずなんです。
誰かが勝手に使ったならともかく、少なくとも使ったときは何にお金を払ったかどうか明らかだったはず。
つまり、その時はわかっていたけれど、いざ家計簿をつけようとしたら何に支払ったか忘れちゃった出費ということですね。
よくある使途不明金対策
後からわからなくなるのは、証拠がないから。
証拠=レシートですね。
とすると、対策としては
(1)すぐつける
人の記憶はすぐなくなるものです。忘却曲線によると2日目には26パーセントしか覚えてられないらしいです。
ま、証拠なしに覚えていようと思ったら毎日つけろってことでしょう。
でもそれって、忙しい毎日でなかなかハードルが高くないですか?
すぐつけるようにするのなら、すぐにつけられる準備が肝心。いつも持ち歩くとか、あるいはアプリなどでもらった瞬間写真を撮って保存するなどもアリですね。当たり前のようになってしまえば苦労はありませんので、レシートの無いもの(割り勘や自販機・レシートが出ないお店や、チケットがレシート代わりの入場料など)でも記録を確実に残したいときはこちらが一番です。
(2)証拠を残す
その場では記録をつけることは難しくても、後で思い出せるようにしておけば使途不明金にはなりません。
→レシートは必ずもらう
→レシートがないものはメモする
支出に敏感になっておくと、レシートを受け取るときに記録をつけることを考えて行動できるようになります。
もちろんスマホにメモする・付箋を持ち歩いてすぐ記入するなどもできますね。支出を管理することができる手帳などに書き込むクセをつけるのもいいですね。
おすすめの使途不明金対策
私がお勧めする対策としては
- 使途不明金を気にしない
- そもそも家計簿はつけない
です。
そもそも使途不明金が発生するのは家計簿をつけるから。家計簿をつけるそもそもの理由に立ち返りましょう。
なんのために家計簿をつけようと思っていますか?その目的に使途不明金がないことが重要でしょうか?細かいところまで追いかける必要がないのなら、使途不明金が出ても気にしないというのも一つです。
決められたスパンで区切るときに「使途不明金」という項目を作ってつじつまを合わせてしまいましょう。
あまりにも金額が多いのなら、他に問題があるはずですからそちらの追跡が先です。
どうしても家計簿をつけ続けたい人を止めることはありません。つけたら記録に残るし、見直すためにも、とても良い習慣だと思います。
ただし、長く続けるためには細かいことにこだわりすぎないほうが良いこともあります。
家計簿をつけて、その後何をするかイメージができていないなら、家計簿自体を辞めてしまうのも手です。
家計簿無しで管理できるようにしてしまうのです。
家計簿無しでどう管理するのか
まずは家計簿をつける目的をはっきりさせることです。
会社の帳簿ではないのですから、1円まで行き先を追いかけなくても使い道はおおよそ決まっているはず。
そもそも今月使えるお金は限りがあるでしょうから、あらかじめ行き先すでに決まっているものを把握して、それ以外の残りが使えるお金のはずです。
そうすると、必然的に食費や日用品などの使える変動費の上限は決まってきます。
例えば食費、日用品、外食。それだけ分かれば後は大まかで十分ではないですか?
どうしてもしっかり管理したいものだけ、レシートやメモで残すようにすればよいはずです。
この流れが目で見えるようになるのが、ママスマ・マネープログラムで提供している『貯まる仕組みシート』です。
収入から必ず出ていく固定費を取り除き、将来のために貯めるべきお金をよけたら残りが使える額。その金額に収まっているのなら何にお金を使おうとも構いません。つまり、全部使途不明だとしてもいい。
使ってい金額を明確にしてしまうことで、家計簿とはサヨナラできるのです。
貯金ができ、固定費の分はお金を残せるわけですから、気兼ねなくお金を使うことができます。
使いすぎを防ぐために「週予算にする」「必須の支出とゆとりの支出は分ける」ぐらいの分類をするのはいいかもしれませんが、管理はかなり楽になります。
番外:家計簿に関わらずレシートはもらうこと
家計簿をつける・つけないにかかわらず基本的に「レシートはもらう」が大原則です。
あれは、ちゃんとお金を払った証明書ですから、おうちに持って帰るまでは必ず保管。
買ったものに問題がないか、ダブってレジに打たれてないかなど確認してから捨てましょう。
電子マネーチャージとかも、領収書を出すボタンありますよね。
もらえる時はきちんともらう習慣を身につけましょう。
まとめ
家計簿の使途不明金はすぐ家計簿をつける・メモを取るなどで対策。
でも、そもそも、家計簿をつける必要があるか、家計簿をつけた後にどう使うのかを考える。
何に使ったのか分析したいわけではなく、お金の使い過ぎを防いだりお金を貯めることを目的とするのなら、家計簿「以外」の部分で管理することで、家計簿とはサヨナラできますよ。
具体的な「家計簿無しの家計」の作り方を学ぶ無料メールレッスンはこちらからご登録可能です▼