年金や税金関係の書類を書く時に、割と記入する欄がある家族のこと。
今日は簡単そうで間違えるとちょっと恥ずかしい「続柄」についてお話します。
勘違いして覚えてる人がいる続柄
わかっていればなんてことない「続柄」
意外に間違えて書いてくる人が多いので、ちょっとだけ取り上げてみます。
間違えても大した問題にはならない(関係性だけでは税金は決まらないので)ですが、間違えるとチョッピリ恥ずかしいので気楽にお読みくださいませ。
「続柄」のよみかた
「続柄」は「つづきがら」と読みます。
「ぞくがら」ではありません。
(とかいって私もぞくがらって入力して変換しますが・・・)
深ーいことを知りたい方は、ウィキペディアへどうぞ。
「四従高祖伯叔父母」とかすごい続柄が書いてありますね!いったい誰だ!?
中心人物をはっきりさせよう
続柄を書く場合には「どの人から見た」というのをはっきりしておきましょう。
そうすれば間違いません。
年末調整では、「年末調整を受ける人」が中心人物です。
この用紙をもらってきた人です。
パパの年末調整の用紙なら、「その人はパパにとって誰?」が続柄になります。
続柄を書く場所は主に2か所です。
世帯主の「続柄」
扶養親族の「続柄」
控除対象配偶者は記入しないように×がついていますね。
本人が男なら配偶者は妻に決まっている
本人が女なら配偶者は夫に決まっている
ってことなんでしょう。
結婚が男女に限らなくなる時代が来たら、もしかしたら変わるのかもしれませんね。
続柄を書くのは基本的に親族でしょうから、「父」「母」「義母」「義父」などです。姉・弟もまれにあるかも。
子供が一人の場合は「子」でOKです。
子供が複数いる場合の書き方
複数の場合は、男女別に長男、次男、長女、二女など書きましょう。
何番目の子ではなく、何番目の男、何番目の女という書き方です。
子供が(男・女・女)の順なら「長男・長女・二女」です。
子供が(女・男・女)の順なら「長女・長男・二女」です。
次男・二男/次女・二女の違いはどちらでもいいです
(厳密に民法などをいえば色々あるんでしょうけれど)
赤の他人は扶養親族に該当しないので、それほど難しい関係はないと思います。
複雑な関係の場合はそもそも扶養に入れることができるのか要確認。
(里子などは入れられることもあります)
まとめ
続柄は「つづきがら」と読む。
中心人物から見て「その人は誰?」の書き方をする。
間違えても、くすっと笑われるだけですが、賢いママなら間違えたくないトコロ。
中心人物は誰か、だけ間違えないように記入をお願いします。