突然ですが、普段メガネをお使いですか?
私は、運転時にメガネをかけています。
今日は、今まで使っていたメガネを買い替えてメガネの可能性に心をときめかせた私の記録です。お金とは関係ありません。
これまでの私にとってのメガネはしょせん・・・
私がメガネをかけることになったのは、もうかれこれ10年近く前の話。
なんとなく見えづらい・・・を発端に、いよいよこのままでは免許の更新が通らないかも。ということで、慌ててメガネの量販店に駆け込んだのがきっかけです。幸い、日常の暮らしにはメガネが必要なほどではなく運転もおそらく免許更新はできたかもしれませんが
「信号・標識が見にくい」
というのは、ハンドルを握る私にとっては怖いことだったのです。
免許の更新ができるかどうかじゃない!安全運転のためにメガネを買おう。それが私のファーストメガネのきっかけでした。
つまり、「標識が見えて怖くなくて安全運転ができること」が一本目のメガネの目的だったため、量販店に駆け込み、店員さんに視力検査をしてもらって、「なんとなくよさそう」(で、しかも安いフレーム)を選び、30分も待てば出来上がり。ファーストメガネはファストメガネでもあったのです(笑)
とはいえ、
「しょせん、メガネは視力矯正道具」
目的が目的でしたから、不満はありませんでした。
なんとなく評判の悪いファーストメガネ
そのメガネは、私が望んだ機能はしっかりと果してくれました。よく見える。運転も怖くない。
ええ、不満を言ったら罰が当たりますね。
ですが、時を経ていまの仕事をするようになった時、メガネの写真をアップしたら「厳しそう」「怒られそう」「カッコイイ」とのご意見が。
こちらがビフォーのファーストメガネ。
夫にも聞いてみたところ「キリっとしてていいと思うけどね」
思うけどね
思うけどね
思うけどね
けど?なんだよ!笑
そうはいっても、仕事や夫とのデートにメガネをしていくわけでもなく、相変わらず使用目的は「運転時」。
厳しく見えようと怖く見えようとカッコよく見えようと、まあ大したことはありません。だっておしゃれ目的じゃなかったもん。
でもね、やっぱりそういうのって、なんとなく心に残り続けるものですね。笑
仕事が忙しくなってきて、まず洋服を見直した私。
もともとファッションが得意ではなく、洋服はいっぱい持っているけど着るものがない、というどうしようもない時期を経て「納得のいくものだけを少数精鋭で持つ」「一軍入りするものしか身に着けない」と決めたら、心も軽く体も軽く、本当に日々が楽になったのです。
そしてとうとう、この「ファーストメガネ」にメスを入れることとなったのです。
なんとなくじゃない。納得のいくメガネを!
とはいえ、メガネは初心者もいいところ。どんなメガネがいいかも自分が分かっていないのです。
そんなので納得いくものが買えないことは分かっています。笑
お金のことだってなんだってそうだもん。目的地を決めるからこそ、そこへいけるんだから。
でも自分でわかる気がしない。
そこで白羽の矢を立てたのが、長野県の木曽福島にある「アイショップ・コマツ」さんです。
友達がそこで納得いくメガネを買っていたから、という浅はかな理由ですが、直感が働いたので「メガネリトリート」を受けに行きました。こういう時はなかなかアグレッシブな私。笑
とにかく今のメガネじゃない何かを探しに、行って参りました。
メガネリトリートは「木曽の自然を味わいながら 自分らしさのメガネを作ろう」というイベントなのですが、今回は私は別件の用事もあったため、ショートバージョンのプチ・メガネリトリートとなりました(^^)
メガネリトリートのメガネ探し部分はこんな感じ
とにもかくにも、相手の言うとおりにしてみようと思うしかありません。別に納得できなきゃ買わなきゃいいんだし。一軍のモノしか持たないと決めている私の財布のヒモは固いのです。
まずは視力検査・・・・だけじゃない!?
とある眼病予備軍で年に3回は眼科で検査をしている割に、視力に関する病気ではない私は自分の視力すらよくわかりません。とはいえ、メガネを買うなら視力検査はしますよね。ええ。
よく眼科にある機械の前に座り、いざ視力検査。
あのCとかUみたいな普通の視力検査だけかと思いきや、全然違うのね!
待って、前メガネ作ったとき60秒ぐらいで終わった気がしたぞ!?
乱視があるかどうかから始まって、左右のバランス、目がちゃんと使えているか、利き目、果ては顔の中の目の位置まで!
衝撃を受けたのは「利き目」ね!
うそ!私の左目っていままでどこを見てたの!?笑
こんなところでテンションが上がる私。私。
若狭さんは、チェックの前からチェック中もずっとタイミングよく声をかけてくれて、色々な検査もスムーズに進んでいきます。
ほら、眼科っぽくてキンチョーするじゃない。目ってデリケートだし。
検査の結果、ほぼ乱視もなくなかなか悪くない目だったようです。
よく見えるようにすればいいってわけじゃない
検眼が終わったら、いよいよレンズの度数をどうするかを決めていきます。今までかけていたメガネの度数もサクッと図ってくれて、さらに利き目との兼ね合いも考慮しながら提案してくれました。
まずは「よく見える~」ってレベル。ええ、非常いクリアでよく見えます♡
が・・・・ちょっと経つと「外したい」感じが。普段運転時しかしないというのもあって、部屋の中があんまりよく見えると目の奥がなんだかジリジリというか、もぞもぞというか、落ち着かない・・・・!
よく見えるのが一番いいわけではなくて、自分にとって適正な矯正具合っていうのがあるんですね。
ちょっと下げたところで、お店の中を一回りして確認。よく見えるし目の奥も気にならない!
いよいよフレーム選び。まさかの質問が!
と、まあここまではもしかしたら「うちだってやってるよ」というメガネ屋さんが多いかもしれません。某量販店は60秒で終わった気がしましたけど。笑
ズラズラズラーーーーっとメガネが並ぶ店内で、「こんなのどうですか~」と提案されたのは、丸いフレームのメガネ。
今までの、満場一致で「怖そう」なメガネ(笑)とは打って変わって、可愛いフォルム。
私は可愛いキャラではないけどな・・・と思いつつ掛けたら、なんということでしょう。(劇的ビフォーアフターのナレーションで)
可愛い♡(←自画自賛w)
え?それこそ普通の店員さんでも商品のおススメぐらいするでしょ、って。
いやいや、ここからがアイショップ・コマツは違いました。
「メガネをかけてどうやって見られたいですか?」
「どういうシチュエーションでかけましょうか?」
どんな自分になりたいか、というまさかの問いかけ!
メガネ=視力矯正道具であって、その役目が果たせて、まぁおしゃれならいいよ、ぐらいに思っていた私は「なぬ!?」となりました。
とりあえず「厳しそう」を脱却したいのは確か。
「厳しそうじゃなかったらどう見られたらいいですか?」
さらに質問が飛んでくる。
厳しそうじゃない・・・・優しそう?いや、違う。私は優しそうに見られたいわけじゃないぞ?じゃあなんだ?何に見られたいんだ?
ここで突如始まる自分との対話!!!!
若狭さんは焦らせることなくニコニコ待っていてくれます。
これこそが、アイショップ・コマツ、いや若狭さんの「メガネリトリート」の最大の特徴である、コーチング的メガネ選びだったのです!!
未来+を叶える一品はこれだ!
厳しそうじゃなくて、優しそうでもなくて、・・・・・信頼される。
信頼されるってなんだ?細かいところまで気を使っている、か?
エンドレスに繰り返される自問自答。
ただ黙って立ち尽くしたら、怪しい人&グルグルしそうなので、次々に渡されるメガネをかけて鏡に向かい合う私。メガネのメーカーの説明や形の特徴などを聞きつつ、実際に手に取ってかけてみると、だんだん確信に近づいてくる!
▼一番今の自分にしっくり来た一つ目。
これは違和感もなく、自分も落ち着いて掛けられて、納得。でも「うん、いいよね」って感じ。
▼一癖あるのが好きなんだ!と分かった私にドンピシャ来た二つ目。
特徴的な形で、これは量販店では買えませんよね、の一つ。このメガネは人ちょっとやそっとじゃ人とはかぶらないな。と私の心をくすぐる一品。でもこれを付けて法人に営業に心穏やかに行けるか・・・・・?と思う自分もいる。まだそこまで振り切れないかも。
そして、やっぱこれだな!となった三つ目。
丸いメガネなんだけど、丸くない。ちょっと個性的な形。そしてサイドのところもデザイン性があってカッコイイ!!
でも個性が主張しすぎているわけでもないし、普通・そして個性的。なにより色も気に入った♡
運転するときに使うなら掛け外しする回数も多いでしょうから、と細部まで気を使っていただいて見つけた一品です。
「今の私にピッタリ」のメガネではなく「ちょっと先の未来の私にピッタリ」のメガネ。
運転中に使うメガネを探しに行ったはずが、あまりのトキメキに普段からかけたくなってしまっています。
もちろん今持っている5000円のメガネでも、道具としては問題ない。よく見えてそこそこ満足できればいいなら、量販店のメガネもいい仕事しているはずです。
でも、アイショップ・コマツで選んだメガネは違います。
メガネを通して見えるのは遠くのものだけじゃなくて、自分の明るい未来でした。
すごくたくさんの提案やアドバイスをされたように感じましたが、よく考えたら若狭さんはいくつかの質問を私にしただけ。あとはメガネの形の特徴とともに私の前に並べてくれただけです。
似合いますよと勧めるわけでもなく(あ、もちろんいっぱい褒めてくれました♡)これがいいよと押し付けるわけでもなく、「このメガネでどうなりたいの?」と、未来を見せてくれました。
恐るべし、アイショップ・コマツ・・・・
ここではどうやら遠くが見えるメガネではなく、未来が見えるメガネが売っているようです。
(買ったのは上から2つ目。一番手間が元のネガネ)
わざわざ行く価値があるメガネ店
基本的にお店のスペックや人の資格には興味がなく、何をしてくれるのかが大事だと思っている私ですが、後から聞いたところ若狭さんはもちろんスゴイ人でした(笑)相当難しい資格も持ってた・・・・w
長野県の山間の小さな町にあるアイショップ・コマツ。
木曽福島駅からすぐにあるその小さなお店、わざわざ新幹線&特急に乗って足を運ぶ価値がある店と認定!!
視力矯正道具ではなくて、自分の未来にワクワクできるメガネを探しているなら、「メガネリトリートを受けたい」と連絡の上、ぜひ訪れてみてください!