106万円の壁をはじめとする「社会保険の適用拡大」がいよいよ近づいてきています。
多くの中小企業は、まだ2022年の『被保険者101人』の条件には当てはまりませんが、国はさらなる適用拡大を進め被用者の誰もが安心して働く社会の実現を目指しています。
社会保険に加入することで、これまで扶養内で働いていた人は手厚い保障を得る代わりに保険料負担が発生します。
それに伴い、会社側も半分の社会保険料を負担することになるため、会社側の影響も決して小さくありません。
また、人生100年時代といわれる長寿社会においては、老後の収入の柱の一つである「年金」についても気になるポイントです。
会社の経営者として、一個人として「年金」がどういうものか、今の年齢から扶養を外れて社会保険に加入することにどんな意味があるのか、本当に年金は大丈夫なのか、老後対策はどのようなものがあるかなどを含め、なかなか知る機会のない「年金の基本」についてお話いたしました。
私のYoutubeチャンネルを見ていただいた会員様から『法人会の研修にぜひ』とお声掛けいただき、神奈川←→長野をオンラインでつながりました。
- そもそも年金とは?
- 年金制度は今後も大丈夫なのか?
- 50歳から扶養を外れて年金は増えるのか?
- 年金は何歳からもらうと得なのか?
- 年金以外ではどんな老後対策があるのか
このような話をコンパクトに伝えさせていただき、最後に質問にお答えいたしました。
50分と短い時間で駆け足でのお話になりましたが、ご参加いただいた方からは「わかりやすかった」「自社の社員にも聞かせたい」などお喜びいただいたようです。
公的年金は誰もが加入するものでありながら、メディアの情報からの不信感がまだまだ強く、正しい情報をキャッチするのが容易ではありません。
ファイナンシャルプランナーとして個々のライフプランをより充実させるため、また公的保険アドバイザーとしてすでに加入している公的保険をより有効に活用し安心して暮らせるように引き続きお伝えしていきたいと思います。
法人会、商工会、教育委員会、PTA、行政団体などでの研修・講演を承っております。
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